<雑感>ついに105円割れ | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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 ついにドル円が105円を下抜きました。2016年11月9日以来のことです。この時は、米大統領選の開票が進むにつれて、東京時間に105円台から101円台半ばまで下落、そして、トランプ氏の当選がほぼ確実となると、一転してドル買いになり、105円台後半に戻しました。
 

 今回、105円を割ったことで、元の水準に戻してきたことになります。さて、ここからですが、105円以下のという水準は、上記したように、一日で上下をやっており、支持らしい支持が見当たりません。よって、104.50、104円といった50銭刻みで下値を模索するような展開になるとみています。
 

 ただ、今週、ここまでのドル円の高値が21日の106.64円、安値が今朝の104.64ですので、ちょうど2円の値幅をやっています。ドル円の週間の値幅は、2.20~2.30円前後ですので、きょうのロンドン、NYで買い方の総投げがなければ、下攻めしても104円台前半が安値になるかとみています。金曜日なので、もう少し値幅を出して欲しい気もするのですが、104円台の買い意欲も案外強い印象です。
 

 もっとも、こういった中途半端な下げと戻りをやっているうちは、底入れできないでしょう。以前も放送やこの欄で述べましたが、いまの流れは、101円台を目標としているとみています。
 

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