どういうわけか

髪の毛を洗って

お風呂から出てくると

まだ乾かさないうちから

愛犬が寄ってきて

トイレをご所望する。

 

慌ててドライヤーを充てて

生乾きで出ることに。

 

パジャマの上からヒートテックパンツを履き

ダウンを着て出ても

かなり寒い。

 

唯一の利点は

真夜中なので

車が通らない事だ。

 

愛犬は加齢のせいなのか

道路の真ん中で

楕円形にくるくる歩き周り

飼い主を翻弄する。

 

家の前に来たから

中に入るかと思えば

ぷいと回れ右をして

また別方向へ行く。

 

いつのまにか、お通じを

歩きながら出しているので

真っ暗な中で

拾って歩く。

 

拾い忘れはないか

必死で目を凝らしても

見えない時もある。

 

ダウンのポケットには

トイレットペーパーが必需品だ。

 

散々歩き回って

一向に帰らない愛犬のリードを

持ち上げて

強行帰宅だ。

 

家の中に入ると

ものすごい勢いで部屋中を駆け回り

フードをむしゃむしゃ食べる。

 

近所の17歳シニア犬も

夜中の徘徊が毎晩あるそうだ。

 

シニアになれば

誰もが通る道なのかな。