午前中、愛犬のシャンプーに

母も一緒に行って来たら

あまりの暑さに、皆で昼寝をしていた。

 

物音で目が覚めて、母が一人で出掛ける準備をしている。

 

そうだ。

今日は都議会選挙の投票日だ。

 

放浪している場合じゃないよ。

お母さん、今から投票に行くよ。

 

母は、キョトンとして

選挙、投票、の意味が思い出せない。

 

家を出る時、帽子はいいのか聞いたら

要らないと言い、バッグと杖だけ持って行き

日陰がないから暑いと文句を言う。

 

投票した帰り

スーパーへ寄ろうと歩いていると

また、日陰がないから暑いと文句を言うので

自分が帽子要らないと言ったんだろ。とスルーした。

 

よく考えたら

この炎天下の中

老人が帽子も日傘もない状態で歩くのは

危険だった。

 

優しさがなかったと反省。