6月6日(金)朝日新聞。
『昨年1年間に警察へ届け出があった認知症の行方不明者は1万8,121人だった。
届け出を受理してから3日以内に98.2%が発見された
一方で昨年届けがあった人のうち亡くなった状態で見つかった場合の8割近くが5キロ圏内。
発見場所は多い順に「河川・河川敷」「用水路・側溝」「山林」』
『何もできないと決めつけて
すべてをやめさせて
家に閉じ込めると、
家が安息の地でなくなり、
出て行こうとしてしまう』
認知症の行方不明防ぐために
行方がわからなくなってから迅速に探すことが重要とあるが
確かに
警察に届けると
必ずそれを言われた。
母の場合も同じなのだろうか。
家事の全てを私がやってしまうのがいけないのか。
犬の面倒見もきっぱり断っているのがいけないのか。
今日も
母は5時間放浪した末に電車で帰って来た。
私が電車に乗って探しに行ったが
母とすれ違って、探し回り、
エアータグの経路案内で
また電車に乗ったら
母は一本前の電車に乗っていた。
駅から自宅まで走って行くと、前方に、
よろよろと
おぼつかない足取りで
母が歩いていた。
家にたどり着いたのが8時過ぎ。
デパ地下で海老フライとヒレカツをたくさん買って来た。
この時間じゃ、もう食べられない。
私は先に夕食を済ませたし。
買ってきた母も
フライは食べないで
私が作った肉じゃがを完食。
気になるのは
母が長時間放浪して帰りが遅くなった日の夕食が
いつも、肉じゃが。
偶然だとは思うけど、
今度作る時、躊躇しそう。