今も続く雨乞いの神事 | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


午前中にいっときスコールが来ましたが

わずか五分ほどであがります。


関東の水がめである
利根川水系9ダムの貯水率は急速に低下を続け
現在は貯水率66%です。

小池知事は東京の水不足への懸念に警鐘を鳴らし
都民に節水への協力を呼びかけています。


小池都知事「節水にご協力を」東京の水不足懸念


今年の関東は空梅雨でした。

皆が協力して節水しましょう。

我が家でも意識してそうしています。


関東以上に深刻なのは新潟県で

ダムの貯水率が0%になるなど
危機的な状況です。


連日の猛暑と水不足が新潟県を襲う ダム貯水率が0%になる異常事態に

新潟県渇水 農作物の被害拡大 稲の枯死 枝豆の品質低下



農作物への影響は甚大で
稲が育たず枯れる状況がみられています。

新潟は米所ですから
お米の収穫が例年より下回ってきますと
米価格も高騰し

それらはそのまま
消費者に影響を与えることになります。

まとまった雨がくることを
願ってやみません。












電気もガスもなかった時代

神事と言えば
雨乞いの神事でしょうか。


海外においては
雨乞いは呪術的な要素が強いですが

日本ではけっしてそうではありません。

農作物の育成には水が生命線ですから
干ばつの時には行われてきた経緯があります。


現代でも
水の神さまを祀る京都・貴船神社さまでは

毎年三月に特殊神事として「雨乞祭」が行われています。


その昔は日照りや長雨のときには朝廷から勅旨が遣わされ

雨乞いには黒馬を
雨止めには白馬を奉納して
祈願したそうです。

現代では生き馬の奉納は行われていませんが
その代わりに絵馬供養が行われています。

神職が降雨の祝詞を読み上げながら


「雨もたれ 雨もたれ 雲にかかれ 鳴神じゃ」


と唱えながら
御神水を天地に向かって榊の枝で振りまきながら
水の恵みを乞います。


あたり前の日常が
実は奇跡の連続であるように

水不足になりますと
水の尊さ 大切さに改めて気づかされます。


数時間断水するだけでも
その不便さに頭を抱えますから

どんどん便利になる日常が

何処か正常な感覚を
麻痺させているようにも感じます。


明日は二十四節気の処暑(しょしょ)を迎えます。

お時間のある方は
感謝の参拝にいきましょう。








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プロフィール


2023年 8月の開運参拝日は

8日  立秋(りっしゅう)

23日  処暑(しょしょ)

になります。


縁(えにし)ある

神社の鳥居をくぐりましょう