産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
連日
暑い日が続きます。
先日
鑑定結果をお知らせした方より
「鎮守神社に参拝してきたのですが
社務所はあるのですが
あまりにも掃除がされてなくて
悲しい気持ちになりました。」
というメールをいただきました。
楽しみにされていた
産土神社や鎮守神社での参拝が
境内が寂れていますと
がっかりされるお気持ち
よく理解できます。
場合によっては
「あまり来たくないな・・」
そういう思いが
芽生えることもあるでしょう。
それも
自然な反応といえます。
境内は広く
鎮守の森は豊かで
掃除は行き届いており
社殿も立派
社務所もあり
神職の方も常におられる
理想的な神社です。
ですがそういった神社ばかりが
あなたの産土神社や鎮守神社に
なるわけではありません。
地方の山間部のような地域では
とても小さな無人の神社が
産土神社になる場合も出てきます。
そのような地域では
ひとりの宮司さまが
多数の神社を受け持って
おられることが通常ですし
当然のごとく
掃除なども行き届きません。
結果
荒れ放題になることも
少なくありません。
そのような神社が
あなたの産土神社や鎮守神社
だった場合
それは
「神さまがあなたに託されている」
という側面があります。
鑑定を通して
産土神さまから導きが起こり
あなたは呼ばれる形で
産土神社や鎮守神社へと足を運びます。
楽しみに行ったにもかかわらず
そこであなたが目にしたのは
あまりにも寂れてしまっている
ご自分の縁(えにし)ある神社の姿です。
ですが知っていただきたいのは
そうしてしまったのは
人間であり
その土地におられる神さまに
責任はありません。
最も悲しんでおられるのは
人間以上に神さまだということです。
神仏は見えない世界から
後押しや導きをくだされますが
現実世界のことは
人間である私たちが
行動を起さなければなりません。
現実的にあなたの縁ある神社が
そういう神社だった場合
そこであなたに
何ができるかです。
それでも感謝の参拝を
続けられれば
それはとても素晴らしいこと。
さらにあなたは
週に一度休日などに
境内の掃き掃除をしようと決心します。
それをひとりで
地道に続けていくわけですが
やがてその姿を見ていた
近所の住人のひとりが
「私もやります」
と 加わります。
一人が 二人になり
そして月日が経ち
気がつけば
十人以上の集団になっていた・・
こういうことは
けっして珍しいことではありません。
現実にもいっぱいありますし
そうなったお便りも
複数いただいています。
喜ばれた神さまは
たいそう元気にもなられて
御力を発揮され
神社だけでなく
地域一帯の
ご開運もどんどん進むことでしょう。
最初は小さな点のようなものでも
やがてそれは円となり
放射状に広がっていきます。
事の始まりとは
得てしてそういうものでしょう。
ご自分の縁(えにし)ある
産土神社や鎮守神社が
寂しい状態だったら
がっかりして
遠のくことはせず
逆に
「よおーし！」
と
気合を入れていただければと
願っています。
あなたの産土大神さまや
鎮守大神さまは
「何とか力を貸してほしい・・・」
と
あなたにSOSを出され
鑑定を受けるというご縁に
繋がりました。
けっして
偶然ではありません。
ご自分の産土神社や鎮守神社を
知るということは
あなたに白羽の矢が立ち
導かれてきたのかもしれない
そういうこともよくある
ということを
心にとめていただけたら幸いです。
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