参拝では気遣いが大切 | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


今日の東京は暖かな一日でした。


夕方を前にして
雲が広がってきています。

これから天気は
下り坂のようです。



参拝時のご質問で


「お祈りは声に出して唱えないと
 いけないですか?」


というがあります。


お祈りは基本的には
声に出されたほうがいいです。


言霊(ことだま)
というものが存在するように

声に出すことで
神さまに思いも届きやすくなります。

祈願事などもお伝えしたいことは
声に出してお祈りしましょう。


ただしこれも

その場の状況に応じて
対応することが求められます。


よくお見かけするのが
他の参拝者がそばにいるにも
かかわらず

賽銭箱前の真中に陣取って
大きな声で祝詞をあげられている人。

または
他の参拝者が後ろで待っているのを
知りながらも

お構いなしで延々と長い時間
祝詞などを唱えておられる人。

これはいただけません。

あまりにも
周りに対する配慮が欠如しています。


このような自分本位の参拝では

お気持ちが良いのはご自身だけで
神さまは喜ばれません。

おそらく
嘆いておられることでしょう。


私は普段の参拝では

賽銭箱前の真中に立つことは
けっしてありません。


鳥居をくぐるとき 
参道を歩くときと同じように

真正面は外すのが基本です。







皆さまも
賽銭箱前の真正面は少し外して

左右どちらかに
少しずれた位置に立たれて
お祈りされるのがお勧めです。


一般の参拝者の多くは
賽銭箱前の真ん中でお祈りするのを
好まれますから

左右どちらかに
ずれて立っていてあげれば
後ろからくる参拝者も
真ん中に入りやすくなります。

気づかいですね。


そして祝詞や
お祈りを唱えるときには

隣りやすぐ近くに
参拝者がおられる場合は

声をださずに心中にて唱えます。

こちらも他者に対する配慮であり
礼儀です。


少し離れたところに
参拝者がおられるときには
小さな声で唱えるといいですし

他に参拝者がおられないときには
ある程度の声を出しても大丈夫です。

お祈りされるときには
周りの状況をよく把握されて

それに応じたやり方を
選択しましょう。


参拝の作法も
祈り詞を唱えるときも

日々精進を目指せば
必ず上達していきます。


最初の内はたどたどしくても
ぎこちなくてもあたりまえですから

気持と志しが伴えば
上達していくことになるでしょう。


私の産土神社鑑定結果には

参拝時のお勧めの祈り詞を
付けさせていただいていますが


「まだ覚えられませんので 
 紙に書いたものを読んでもかまいませんか?」


というご質問も
時おりいただきます。


もちろん
かまいませんが

こちらもダイジェスト版を
乗せていますので
それほど長くはありません。

その気になれば
30分で覚えられるでしょう。


できるだけ早く
ご自分のものにされて

作法や他者に対する
気遣い共々

神さまに喜んでいただける参拝を
精進されることを願っています。




    著書 2019年3月発売 10月現在3刷 飛鳥新社

 
   


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