産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
夜中に少し降っていました雨も
朝方にはあがっていました。
通勤 通学の方々が
傘をささずに
足早に通り過ぎていく姿が
窓の下にはあります。
30才前後の頃ですが
私は当時暮らしていた
南青山のワンルームマンションから
月島のスポーツクラブまで
毎日通っていました。
そこでヘッドコーチとして
務めていたわけです。
ここは
居住者専用のスポーツクラブ
だったのですが
オープンが
朝の7時だったものですから
6時半までには
ジムとプールを整える必要が
ありました。
朝7時の開館と同時に
どっと来られ
ひと泳ぎされてから出勤される人が
たくさんおられました。
その様が
とても優雅に思えたものです。
早番のときには
ほぼ始発電車に乗って
通っていたのが思い出されます。
今の時期は
まだ外は真っ暗でした。
「そんなときがあったな・・・」
と
今朝は窓から道行く人を
眺めながら回想していました。
産土神
という言葉を初めて目にしたにも
丁度その頃で
そのときから私の
探求と学びの時間が始まりました。
あれから30年
長かったような
あっという間だったような
そう
振り返りますと
いろいろあった30年ですが
やはりあっという間
だったのかもしれません。
人の一生など
大自然の移ろいの中では
ほんの一瞬にすぎません。
だからこそ
尊い。
今日は二十四節気の霜降（そうこう）です。
霜降には
早朝に霜の降りるのを見るようになり
冬が間近にせまっている時
という意があります。
二週間後には
立冬を迎えますから
まさに
冬近しの趣きです。
明日は晴れ間も広がるようですね。
皆さまにとって
良き週末となりますように。
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