心の老いを見るのは切ない | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

しっかりと神さまから応援していただける、
最高の神社参拝の仕方を教えます。
各種開運法も随時アップ!

こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


今日は曇り空の東京。

少し湿度も高めでしょうか。



私は午前中に母の処へ。

三日ぶりとなりました。


部屋に入りますと
台所の流しに

三日前に買った仏壇の花が
そのまま放置されていました。

ほとんど
枯れかかっています。


思わず怒りそうになり

口について出そうになる言葉を
こらえて飲み込みました。



いつもは花の交換は
私がするのですが


「私がやるさかい ええよー」


と母が言うものですから
任せたのですが

やはりこうなるのかと
やりきれなくもなります。


ほんとうに
自分ではいっさい何もしない
母を見るのは辛くもありますが

こちらに呼び寄せた
一年目からそうでしたので
当時は私のストレスもマックスになりました。


身体の老いは
当然ですから仕方がないのですが

心の老いを目の当たりにするのは
切なくもなります。


家内の祖母がそうであったように

90代でも
凛とされている人は
いっぱいいらっしゃいます。


そういう方々を
何人も目にしてきますと

自分の母と
どこかで比べてしまう

「比べる」

この思いは
持ってはいけないとわかりつつ

それをしている
自身にも気づきます。


出来るにもかかわらず

「面倒くさい」

という理由から
爪すら自分で切らない人ですので
(多少は不自由でしょうけど)

今日は母の
両手 両足の爪を切ってあげました。


「すまんなー こんなことやらして」


という母の呟きを聞きながら

少しこみ上げるものがありました。



人間は

死ぬまで生きなければなりません。



時としてそれは過酷な旅ですが

肉体と魂が今世に留まっている以上
学ぶことがあるということ。


私も母を通して

多くを学ばされているのでしょう。


心がずいぶんと

鍛えられた気がしていますから。





    ◇著書 2019年3月発売 10月現在3刷 飛鳥新社

 
   


プロフィール

産土神社鑑定のご依頼はこちら


2020年 10月の開運参拝日は

8日  寒露(かんろ)

23日  霜降(そうこう)

になります。


縁(えにし)ある

神社の鳥居をくぐりましょう