産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日は雨もやみ
お昼前からは
晴れ間も広がりました。
明後日には
二十四節気の雨水(うすい)
を迎えます。
スギ花粉の飛散も
始まっているようで
花粉症の人には
憂鬱な時期に入ったでしょうか。
私も以前は
なかなかきつめの花粉症
だったのですが
冷え取りを始めてから
症状が年々軽くなっています。
3年前くらいからは
マスクなしでも平気となりました。
さて
これからは
梅から桜の季節。
暖かくもなり
花を楽しみに
参拝に行かれる人も多いことでしょう。
そこで
神社参拝におけるNGと思われることを
再度確認していきましょう。
◇ 境内に入るとき 鳥居の前で一礼をしない
◇ 参道の真ん中を歩く
◇ 大声でしゃべりながら参道を歩く
◇ 手水舎(手水がある場合)を使わない
◇ 手水鉢の中に 直接手を入れて洗う
◇ 手水で柄杓(ひしゃく)に口をつける
◇ 手水鉢の中に硬貨を入れる
◇ 賽銭を放り投げる
◇ 賽銭箱前の真ん中で 長時間陣取る
◇ 他の参拝者が近くにいるのに 大きな声で祈る
◇ 帽子をかぶったまま参拝する
◇ 参拝する前に 拝殿などの写真を撮影する
◇ 社殿の真正面の写真を撮影する
◇ 境内の御神木に抱きつく
◇ 御神木の枝や皮を持ち帰る
◇ おみくじを何度もひきなおす
◇ 境内の石などを持ち帰る
◇ 境内でポイ捨てをする
どうでしょう
少々細かく
感じられるかもしれませんが
これらのことを
踏まえておきたいものです。
手水で口をすすぐとき
柄杓に直接
口をつける方が後を絶ちません。
とくに女性の方に
多い傾向があるように見受けられます。
これはぜったいにやめましょう。
神社参拝では
神域に気を配るのは
もちろんのことですが
他の参拝者に対する
心配りもとても大切です。
自分本位の参拝では
気持がいいのは御自身だけですし
そのような参拝は
けっして神さまも喜ばれません。
境内における
あなたの全ての行いは
神さまはしっかりと見ておられます。
そこに意識を向けながら
参拝の質を向上させていただければと
願ってやみません。
拝殿に鈴がある神社では
しっかりと鳴らしましょう。
作法としましては
お賽銭を入れてから鈴を鳴らすのが
正しい順序です。
片手より
両手で持たれた方が
より丁寧です。
二拝二拍手一拝では
拝は深く
そして拍手(かしわで)は
しっかりと打ちましょう。
二拝二拍手~祈念~一拝
でもいいいのですが
より良いのは
二拝二拍手一拝~ 祈念 ~二拝二拍手一拝
という
祈りの最初と最後に
二拝二拍手一拝をするという作法です。
参拝後は
最後の鳥居をくぐった後
向き直って
拝殿に向かって一拝してから
立ち去りましょう。
心中で
「ありがとうございました」
と唱えながら。
参考にされてください。
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