産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は午前中には晴れ間も広がりました。
午後からは雨予報でしたが
とりあえずは大丈夫なようです。
さて
神棚に関するご質問も
よくいただいています。
個別に全ての方々に
返信するのは難しく申しわけありません。
「神棚は設けないと駄目ですか？」
駄目ではありませんが
設けられたほうがもちろんいいです。
「毎日お水を交換するのは面倒なのですが
一週間に一度程度ではいけませんか？」
いけません。
毎日のお世話を面倒だと感じられる場合は
神棚は設けられないほうがいいです。
「主人が神棚にはまったく興味がないのですが
私の産土さまのお札をお納めして
私が毎日お世話させていただいてもいいですか？」
これはかまいません。
本来は家長の方の御神札をお納めし
家長がしっかりとお世話されるのがベストですが
上記のようなケースでは奥さまがされてもいいです。
「神社庁では 納めるのは氏神さまと崇敬神社のお札
となっていますが
産土神社と鎮守神社のほうがいいのでしょうか？」
仰るように
神社庁では氏神さまと崇敬神社のお札を
納めることになっています。
こちらでもかまわないのですが
産土さまと鎮守さまのお札をお納めするのは
より良い最適な形となりますので
こちらをお勧めしています。
やはり神棚にも
ご自身担当の神さまに守護していただくのが
もっとも心強いといえるでしょう。
ちなみに下記は
我が家の神棚での
御神札の納め方となります。
真ん中には
神宮大麻と神楽大麻を重ねて。
神宮大麻は
伊勢神宮でいただける角祓大麻（かくはらいたいま）を。
その後ろに
内宮神楽殿において神楽を奉納したときに授与された
神楽大麻を重ねます。
神楽大麻はたいへん大きく
厚みもありますから
神棚にお納めされるときは
この御神札が入る神棚かどうかを
調べておきましょう。
向かって右側には
私の産土神社の御神札を。
向かって左側には
私の鎮守神社の御神札をお納めしています。
神棚には
神縁のある神社の御神札を
シンプルにお祀りするのが最も良い形となります。
そうされることで
神棚の神さまも御力を発揮できるわけです。
上記は
三社仕様のお宮における御神札の納め方です。
一社仕様のお宮の場合は
一番手前に神宮大麻を
その後ろに産土さまのお札
さらにその後ろに鎮守さまのお札を重ねて
お納めします。
参考にされてください。
3月20日に発売されました
著書となります。
産土さまの理解や より良き参拝の手引書として
お手元に置いていただけたら幸いです。
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