産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日は暖かい一日でした。
明日はさらに気温が上がり
東京は20℃とのこと。
明後日の春分の日は
曇り一時雨 の予報ですが
気温は20℃あるそうで
とても暖かな春分を迎えます。
昨年の春分はとても冷え込み
箱根や秩父では大雪となりました。
東京の渋谷でも雪が舞いましたから
そのことを思いますと
昨年とは真逆の春分といえそうです。
これだけ暖かいですと
桜の開花も早まることでしょう。
すでに咲き始めている地域もあると
聞いています。
さて
お彼岸も二日目ですが
春分の次の日
22日には社日(しゃにち)になります。
社日については
以前の記事でもご紹介させていただきましたが
一般には
あまり聞きなれない言葉かもしれません。
社日(しゃにち)とは雑節のひとつです。
雑節は二十四節気や五節句以外の
季節の節目となる日の総称になります。
社日の(社)は
産土神(うぶすながみ)さまを意味します。
社日は年に二回
春分または秋分に最も近い
戊(つちのえ)の日が社日となります。
本年でいえば
3月22日と 9月28日です。
22日の社日は
大安・(たいら)と重なり
とても良い吉日といえるでしょう。
古来より日本では
社日には産土神さまを祀り感謝してきました。
春の社日は豊作を祈り
秋の社日には稲穂を供えて収穫に感謝するわけです。
農業を営む人たちにとっては
大切な日でも
一般のご家庭では
馴染みの薄い社日ですが
私たちは農家の方々があってこそ
そして大自然からの恵みがあればこそ
日々を生かしていただいてる存在です。
社日の日は
参拝にもとても適していますので
ぜひともお時間のある方は
鳥居をくぐられて感謝の思いを捧げていただければと願います。
神棚のあるご家庭では
お供え物などをされると神さまも喜ばれることでしょう。
ちなみに
春の社日に飲むお酒を治聾酒(じろうしゅ)といい
この日にお酒を飲まれると
耳の病気が改善すると伝えられています。
よろしければ
試していただければと思います。
いよいよ初めての著書が
明日販売開始となります。
大手書店などでは
明後日の21日から並ぶところが多いようです。
意識しているせいでしょうか
この一週間はとても長く感じました。
初めて出版される方は
皆さんそうなのかもしれません。
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