産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
四月に入りました。
花粉症で辛い日々を過ごされている方々も
ようやく折り返し地点です。
もう少しの辛抱。
ゴールデンウイークを迎える頃には
マスク無しで外出が楽しめることでしょう。
暖かくなれば
神社参拝に行かれる人も増えてきます。
ゴールデンウイークには多くの方々が
観光に参拝に
旅行の計画を立てておられることでしょう。
暖かくなると週末の頃には
どこに行かれましてもたいへん混雑しています。
とくに有名な大きな神社などでは
いつ行かれましても
参拝者で溢れかえっていることも少なくありません。
楽しみにして行かれた神社にもかかわらず
人が多すぎて
満足な参拝ができずに
ただ疲れただけで帰ってこられたことも
誰もが経験されておられることでしょう。
せっかく時間を作って
楽しみにして行かれた神社です。
観光のような参拝ならば別ですが
真摯な想いで
しっかりと参拝をしたいと願われるならば
多くの人で溢れかえっている拝殿前では
それは中々叶いません。
そういう場合には
社殿の裏手にまわって
参拝してみましょう。
通常の神社では
拝殿の奥に本殿がありますが
拝殿前が
参拝者で溢れている有名な神社でも
本殿の裏は
たいてい静かなものです。
富士山本宮浅間大社さまの本殿裏で参拝する私
京都の八坂神社さまも拝殿前はこのような混雑ですが
裏手にまわればとても静かです
通常ご神体は本殿におられますから
本殿により近い場所で祈る方が
ダイレクトに祈りが届けられることになります。
本殿裏で参拝することは
けっして失礼にはなりません。
本殿裏に
賽銭箱を設けてある神社もよく見かけます。
参拝者がとても多い神社などでは
最初に拝殿においてお賽銭を入れ
「これよりご本殿の近くよりお参りさせていただきます。
よろしくお願い致します」
と神さまにお伝えしてから
裏手 または横手にまわられるといいでしょう。
そうされることで
落ちついて祈りを届けることが可能となります。
参考にしていただければ幸いです。
