産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
私の元へは
いろいろなご質問やお問い合わせが日々あるのですが
その中でも
神棚に関するご質問もたくさん届きます。
ご自分の産土神社や鎮守神社を知られますと
参拝を続けていくうちに
神棚を設けたくなる人はやはり多いです。
それは
自然な成り行きともいえます。
ですがいざ神棚を設けようとなると
いろいろな問題に直面することもでてきます。
家族の同意や
設置にかかるお金のこと
設置場所
納める御神札のことなど。
それらのことを
個人面談コンサルで相談される方も
たくさんおられます。
私の仕事（役割）のベースは
産土神社鑑定ですが
それと同じくらいに
神棚のことは得意分野といえるかもしれません。
「好きこそ物の上手なれ」
という言葉がありますが
私は神棚がほんとうに大好きですので
長年にわたり真剣に向き合ってきたと
自負できる部分があります。
それに産土鑑定という仕事をしていますと
神さまからの受けとれるものも
出てくることは確かです。
ちゃんと祀られていない神棚の前に立ちますと
神さまからのSOSを受けとることも
少なくありません。
そのことをお伝えしながらご一緒に
より良い神棚祭祀を目指すことになります。
私も
見えないもの
聞こえない世界に
意識を傾けることで
より良い神棚の祀り方とはどういうものか
時間をかけてわかるようになってきました。
神棚の世界もとても奥深く
私の神棚も
年々進化を続けてきています。
先日あるきっかけから御幣（ごへい）が目にとまり
私の神棚にも
設けたい気持ちにかられました。
それで早速
御幣を調達することに。
私の神棚にやってきた御幣は小ぶりの
こういうものです。
木の部分は木曽桧です。
お宮の御扉の前に置きました。
なかなか気配もいいです。
神気も
しまりましたね。
神棚は設置したいけれど
いろいろな事情で設けることができない。
「柱にテープで貼ったりするのは
駄目だとはわかっているのですが
タンスの上に立てかけるだけでは駄目でしょうか？」
等の質問も受けます。
私は
「お宮に入れられない場合は
御神札をもらわないようにしましょう。」
とお伝えしてきています。
今はこういう簡易型のお宮もありますから
これでも
御神札をじかに置いたり
貼ったりするよりは遙かにいいです。
宮忠さん 御神札立て（おふだたて）
神棚も参拝と同様
生涯学びの世界です。
所作も作法も祀り方も
育てていく楽しみというものがあります。
最初から
完璧なものを目指そうとしなくてかまいません。
段階を踏むことで
見えてくる世界というものがあります。
私もそうでした。
ぜひともご自分の部屋やお家に
神さまを招いていただければと願っています。
