産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は夜になり
小雨が降り始めました。
明日は今日よりさらに
肌寒い一日となるようです。
世界的なスーパーモデルである
ミランダ・カーさんが
三年前に鬱病（うつびょう）状態であったことを
告白されました。
前夫で俳優のオーランド・ブルーム氏と離婚された後に
深刻なうつ病状態に陥ったそうです。
誰もが羨む容姿と名誉を手にされている
彼女ですが
陰ではそのような状態であったことは
誰もが知らないところでした。
それを一般人に悟らせなかったところは
プロ中のプロといえます。
多くの方々は
華やかな世界で活躍されている人に
憧れを抱きます。
それは自分の境遇と
かけ離れていればいるほど
強い憧れとして心に育ちます。
その思いはやがて
自らが意思を持ったかのように
あなたが理解できる範囲を超えて
育つこともあります。
ですがどのようなスターであっても
ひとりの人間であることに変わりはありません。
その地位や華やかに見える世界に身を置くことも
その人に与えられている今世での役割です。
それをまっとうして
役割を果たすために
この世界に生まれてきています。
人間に
それぞれに与えられている役割に
優劣はありません。
皆が平等です。
国会議員の仕事が偉くて
レジのパートの仕事が劣っている・・
そのようなこともないわけです。
そもそも仕事の内容に
優劣を意識することすら無意味です。
もちろん
華やかな世界で仕事をしてる人＝人格者
というわけでもありません。
どの世界においても
どんな仕事をされていても
魂のレベルの高い人もいれば
低い人もおられます。
霊的な能力に高い人を
メンターと捉える人も多いのですが
それは危険な側面があります。
霊的な能力に秀でている人＝人格者でもありません
そういう人も
少数ですが存在はされています。
ミランダさんは
毎日2回は行ったという瞑想と
規則正しい生活
そしてなにより
最愛の息子の存在が心の支えとなり
うつ病を克服することができたと語られています。
克服された後には
「屋根がある場所で寝起きすることができ
私自身と息子が健康で家族が居てくれる
今日というこの美しい日に感謝します」
と
ささやかで当たり前の毎日を
何よりも尊いと思うようになられたそうです。
私たちとはかけ離れた華やかな世界に身を置き
夢のような憧れに思える女性であっても
魂の気付きでは私たちと同じです。
与えられている役割に
大きな違いはありますが
地球で生かされている魂は
全てが平等であり そこに優劣は存在しません。
それぞれが それぞれの場所で
与えられている課題に直面しながら
必死で乗り越えようと努力しています。
