阿闍梨さまが思い出される一日 | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


東京はお昼過ぎに
強い雨が降り

湿度の高い一日となりました。

明日 明後日は
太陽に恵まれそうですが

台風10号の動向によっては
日曜日辺りからまた雨になるそうです。



「残された人生をどのように生きていくのか・・」



このことには
多くの方々がある年齢になりますと
意識が向くように思います。

それはある人にとっては
30歳かもしれませんし

70歳であるかもしれません。

辛い病気の宣告を受けて
10代の時でも起こりえます。


私がこの思いに
意識が向き始めたのは
30を少し過ぎたあたりでしたし

それはちょうど
産土神社を探求し始めた時と重なります。

その思いを
いったりきたりしながら

それでも何とかそれずに
育ててきて

ほんとうに真剣に覚悟が決まったのは
50を過ぎてからでしょう。


私が生前の酒井雄哉大阿闍梨(さかいゆうさいだいあじゃり)
さまに何度もお会いしにいったとき

阿闍梨さまも法話の中で
ご自分の生い立ちやお坊さんになるきっかけを
話してくだされました。

阿闍梨さまが得度されて
比叡山に入られたのは39歳のときで


「それまでは何をやっても上手くいかなくて
 どうしようもない駄目人間だったな」


と笑って仰っておられました。

下記は阿闍梨さまのお言葉です。


 仏門に入ってみたものの 
 さて これからどうしようかといろいろ考えて
 最後に残ったのは 体が丈夫だっていうことだった
 体力には少し自信があったから 体を使うことにしよう
 それなら行の道がいちばんええのかなと・・
 それで行の道に入ったんだな

 やっぱりこの世に生まれてきたっていうことは
 人それぞれに何か与えられてきているし
 何かするべきことがあるんだと思うよ

 世の中には必ず一人ひとりの持ち場があるし
 自分の人生として何をすべきか
 何か仕事をしていても その仕事の中で
 自分の役割は何かを考えて
 自分が「これだ」と思ったことをしていくしかない

 どんな道でも一生懸命歩いていれば
 おのずと自分の形ができてきて
 自分の輝く道ができてくる

 そうすると周りにも響いて
 お互い影響を与え合って 社会全体も明るくなるしね

 「一隅(いちぐう)を照らす」とはそのことだな。

※(続・一日一生より抜粋)


ここ三年

この時期にくらいになりますと
酒井雄哉大阿闍梨のことを思う私がいます。

三年前の秋分の日(9月23日)に
役割を終えて旅立たれて
丸三年が過ぎようとしています。


「阿闍梨さまにもう一度でもお会いできれば・・」


そういう思いでいる人が
日本中にはたくさんおられることでしょう。

私もその内のひとりです。

それほどまでに魅力的で
ユーモアに溢れ

慈愛に満ちたお方でした。

今日は朝から

阿闍梨さまとお会いしていたときのことが
思い出されてなりません。

最後に

阿闍梨さまのお言葉をもうひとつ



一日一日 新しい人生を生きていけばいい

無理せず ひがまず 穏やかな気持ちで





プロフィール
産土神社鑑定

2016年 9月の開運参拝日である二十四節気は

7日  白露(はくろ)

22日 秋分の日(しゅうぶんのひ)

になります。


縁(えにし)ある

神社の鳥居をくぐりましょう




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