産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
昨日の大雨から一転
今日の東京は夏空が広がりました。
夕方には雲が多くなりましたが
日中は束の間の洗濯日和だったといえるでしょうか。
熊本地震から
二ヶ月が経ちました。
今朝のニュースで
現在６５００人ほどの方々が
避難生活をされておられることを知りました。
そしてその内の５７５人の方は
今なお車中泊をされているそうです。
二ヶ月が経ち
さすがにもう
車で生活をされている人は
いないだろうと思っていましたから
驚きと共に心が痛みます。
被災地では
まだまだ深刻な状況ということです。
一日も早く
被災された方々に平安な日々が戻ってきますことを
心から願ってやみません。
「真壁さんのように 霊感が強くなるにはどうすればいいですか？
特別な修行が必要ですか？
それとも産土神社参拝を続ければ、強くなりますか？
よろしくお願いします」
というご質問を少し前に頂戴しました。
ご本人さまには返信させていただいたのですが
こちらでも少し書かせていただきますね。
まず最初にお伝えしたいことは
霊感などをけっして求めようとはしないことです。
これはほんとうに大切です。
「霊感を求める」
という心の状態そのものがとても危うく
その心の状態が悪しきものを引き寄せてしまいます。
人生において
霊感の強さなどは必要ありません。
それは
神仏との感応度も同じといえます。
ご自分の縁ある神社参拝を続けていますと
個人差はありますが
境内において
いろいろなことが気づけるようになってくることがあります。
それは御自身の心の波長が感謝に満たされ
大自然や神さまとの波長に近づくようになるからです。
それは自然な成り行きです。
ですが
「もっと知りたい」
「もっとわかるようになりたい」
という思いは
過ぎたる我欲にすぎません。
それが主となってしまっては
神社参拝の本質から逸脱してしまいます。
「そんなものは必要ない」
という穏やかな心にいることが
神さまの望みであり
その心の状態こそが
唯一神さまや大自然と感応できるといえるでしょう。
生まれながらにして
霊感の強い人や
ある年齢から
霊感が強くなる人がおられるのも事実ですが
それはその人に与えられた役割であり
課題であるともいえます。
霊感などが強くとも
楽しいことは少ないですよ。
むしろ
辛いことのほうが多いでしょう。
そういうものですから
けっして求めようとはしないことです。
参考にしていただければ幸いです。
