産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日は二十四節気（にじゅうしせっき）の
大雪（たいせつ）でした。
東京はカラッと晴れて
心地良い一日となりました。
多くの方々から
連日 参拝に行かれた感想や
感謝のメールを頂戴しています。
ほんとうにありがとうございます。
もちろんその全てに
目を通させていただいているのですが
皆さまに返信が追いついていない状態です。
いつものことながら
ほんとうに申しわけありません。
時間の確保と
返信に要するエネルギーの確保は
私の課題でもあるのですが
まだまだ上手く
まわっていない現実があります。
おひとりおひとりに
しっかりと返信させていただこうと思うと
どうしてもそれ相応の時間が必要となり
いただくメールの数とのギャップが
埋められていないんですね。
言い訳ばかりで申しわけないかぎりですが
ご理解いただければ幸いです。
皆さまからいただく御礼のメールは
私の日々の原動力となっていますので
心から深く感謝致します。
ありがとうございます。
大雪（たいせつ）の今日
私は午前中に参拝してきました。
はじめに
地元の氏神さまに参拝したのですが
境内において
挙動不審の男性がおられました。
私が境内に入ったときに
摂社などを物色されていたのですが
私に気付くと
すぐにその場を離れて
参拝者を装っておられました。
まぁ
すぐにわかったのですが
いわゆる
賽銭泥棒です。
神社では
拝殿前には賽銭箱や
お賽銭の入れ口があったりしますから
そうそう簡単には
お賽銭は盗めないのですが
摂社や末社などには
賽銭箱が無い場合も多く
そういうときには
参拝者はお宮のところに
じかにお賽銭を置いていかれることがあります。
私も賽銭箱が無い場合には
じかに置かせていただいているのですが
その硬貨を狙っての
賽銭ドロが多いんですね。
そこそこの神社などでは
神社の方が日に何回も
摂社のお賽銭を集めて周られたりもするのですが
それほど参拝者が頻繁に来ないような神社では
一日に一回
または数日に一回の回収というところも
あるわけです。
そういうお賽銭を狙っての
ドロさんがおられるということですね。
今日も私が様子を見るために
姿を隠しますと
賽銭ドロさんは
また周りをうかがいながらやってきて
物色しはじめました。
私はそれを蔭から見ていたのですが
「やれやれ・・」
という思いで
出て行きますと
驚いたドロさんは
足早に境内から去っていきました。
お賽銭は参拝者が
感謝の思いで
神さまに捧げたお金です。
そういう類いのお金ですから
たとえ賽銭ドロさんの手に渡っても
「お金が活かされるのならいいのかな・・・」
と考えていた時期もありました。
ですがこれはれっきとした犯罪ですし
何より本人のためによくありません。
お賽銭は神社にとっての
貴重な収入源ですから
お賽銭は盗まないように
お願い致します。
私のブログにお寄りいただいている方々の中には
そんな人はひとりもいませんが。
見られてなければ
バレなければ
そういう思いでいるかぎり
あなたの日常に幸運が訪れることはありません。
人間は
何をしていようとも
「神さまに見られている」
という意識が育ちますと
生活態度が大きく変わり始めます。
縁（えにし）ある神社参拝は
その思いをしっかりと心に根付かせる
大切なひとときともいえるでしょう。
