こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日の東京は
とてもいいお天気でした。
ただその天気を味わえたのは
つい先ほどです。
私は今日は午前6時に
起床して
初めて外に出たときには
午後3時を少し過ぎていました。
それまでずっと
部屋に篭って仕事をしていたんですね。
ベランダには
短時間出たのですが
今日はほとんど太陽も浴びずに
それはあまりにも身体によくないので
少し遠出をして
江戸川の土手まで散歩をしてきました。
総武線の陸橋の近くから
しばらく歩きます。
そして堤防の上で
太陽に向かって日拝をして
御陽気をいただきました。
私にとっては
至福のひとときです。
土手の上を散歩したのですが
あっという間に
辺りが薄暗くなってきます。
ほんとうに
陽が短くなりましたね。
午後4時半で
暗くなってきますから。
一日が終わるのが
やはり早く感じられます。
テレビのニュースをつけますと
韓国の受験戦争の様子が
映し出されていました。
韓国の受験は日本を凌駕する
鬼気迫るものがあります。
受験する本人もそうですが
ご両親はそれこそ必死です。
何もそこまで・・
とも思いますが
韓国の現状を思いますと
納得せざるを得ないものもあります。
日本でも
すでに受験シーズンに入っています。
中学 高校の受験は
年が明けてからですが
大学の受験は
すでに始まっています。
私の元へも
多くのご相談や
受験校の鎮守神社鑑定も
増えてきています。
受験の合格祈願といえば
もっとも一般的なのは
天神さまへの参拝です。
天満宮に行けば
合格祈願の山のような絵馬を
目にすることになります。
この絵馬に託された願いが
全て叶えばいいのですが
現実は
それほど甘くはありません。
見事願いが成就するのは
この絵馬の何割くらいでしょうか。
天神さまでの合格祈願が
まるで効果が無いとはいいません。
たとえ神さまからの
後押しがなくとも
参拝した事による
心理的な効果は
人によっては
とても大きいと思います。
合格祈願で
神社に参拝されましても
棚から牡丹餅はありません。
あくまでも自分が最大限の努力をして
合格ラインまで引き上げる事が必要です。
いくら神頼みをしてみても
合格率が
20%から80%になるような
好都合は
あり得ないという事です。
受験の合格祈願では
自分の力(自力)と
努力が97%
残りの3%が
神さまからの後押しと思いましょう。
「なんだ・・たったそんなものか・・」
とがっかりしてはいけません。
受験では本人の学力以外に
試験日当日の体調
あがらずに全力を出し切れる
などのことが
大きく作用してきます。
ベストの状態で挑める事が
どれほど大きいかは
受験生なら誰もが判断がつくことでしょう。
そのような状態に
導いてくださるのが
縁(えにし)ある神仏からの
ありがたい後押しです。
たった一点差で
合格 不合格に分かれる世界。
100人目までは合格で
101人目は不合格であったりするわけです。
その紙一重のところに
神さまからの後押しが働けば
あなたが100人目に入れるかもしれません。
受験にかぎらず
縁ある神仏からの後押しを
切に願うならば
神さまに対して
「あなたの本気度を見せる」
ということが
もっとも大切な部分です。
怠けていたり
余裕を持ちすぎていたりすれば
足元をすくわれかねません。
素直な思いで
最大限の努力を惜しまないことです。
その姿を見て初めて神さまは
「よし そこまでがんばっているなら応援してあげよう」
となるんです。
他力7割 自力3割
という人を多くみかけます。
それでは神仏からの
追い風はいただけないと思いましょう。
まずは自力をつけること。
何事にも
楽な近道は無いという事ですね。