産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日の東京は
素晴らしいお天気でした。
陽が暮れる前には美しい夕焼けも
久しぶりに拝むことができましたね。
私は今日は
午前中の鑑定は休みとして
皆さんからいただいている
御礼のメッセージやご質問
ブログのコメントの返信などに精を出していました。
ですがまだまだ
ご返事ができていない状態です。
（多いときには
一日に１０通以上のご質問のメールをいただきます）
中にはメールをいただいてから
十日以上が過ぎている人も
おられるのですが
本当に申しわけありません。
できるだけ時間を作り
ご返信するようにしますので
大らかな気持ちで待っていただけると助かります。
よろしくお願い致します。
昨日の夜は
久しぶりにテレビ番組を見ました。
最近は
ニュースとドキュメンタリー番組以外は
ほとんど見なくなっています。
昨夜見たのは
NHKの プロフェッショナル 仕事の流儀
という番組です。
昨夜は
ヴァイオリニストの
五嶋みどりさんの特集でした。
私はもう
二十年以上も前から五嶋さんのファンなので
CDも何枚も持っています。
五嶋さんは世界を代表する
ヴァイオリニストのひとりですが
現在４３才とのこと。
「もうそんな年齢になられたのか・・」
という
小さな驚きもありました。
下記はインタビューを受けられた
五嶋さんのメッセージです。
素直に ただ素直に
音というのは とても素直に
弾いている人の心境や経験や
いろいろなことが
反映されていると思います
音そのもの自体が 何か
自分自身だと私は感じます
私はやはり素直で 演奏をしていきたいと・・
特に素直であるということを
努力
素直に向けて努力をしていくということを
続けていきたいと思うのと
人間というのは 欲が多いと思うので
その欲というものを なるべく
自分で見つめ直して
できるだけ離していきたいと思っています
幼い頃から
天才の名を欲しいままにされていた五嶋さんですが
そのような五嶋さんにも
神さまは大きな試練を与えられます。
２１歳の時には
うつ病と拒食症になられて
演奏が出来なくなります。
長期の入院生活を経験されて
ご自身の心を見つめられた結果
「音楽以外にも 自分の世界を広げたい」
と思われるようになります。
それ以降の五嶋さんは
御自身の演奏活動以外に
指導者 ボランティア 企画・・
多岐にわたり
世界中を飛び回っておられます。
最後に
生徒を前にされての
五嶋さんからのメッセージです
私がいつも考えているのは
何を学ぼうとも どんな分野の教育を受けても
全ては自分のものになるということです
素直な心でいれば
たくさんのことが学べると思います
ヴァイオリニストの仕事は
プロの音楽家の仕事は
ただ楽器の演奏をするのではありません
曲を演奏する以上のことが 求められるのです
楽しみも 苦しみも
全てが音になります
自分と向き合う
素直に ただ素直に
素直に ただ素直に
人間というのは欲が多いので
その欲をできるだけ離していきたいと思っています
おそらく
神社参拝とは無縁の
海外生活をされている五嶋さんですが
ひとつの事を極められている人は
最も大切なことに
気付いておられるということです。
素晴らしいですね・・・
