産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日の東京も
穏やかでいい一日でした。
ベランダのガラス越しに見える
素晴らしい秋空が
少しうらめしくさえあります。
私は今日も
朝から身を清めて鑑定に集中しています。
先日の記事にも
書かせていただきましたが
私はできるかぎり
鑑定をさせていただいた方々の産土神社には
参拝するようにしています。
行くことができる神社が限られるので
申し訳ないのですが
これも私自身の
神縁といえるかもしれません。
鑑定をしていますと
鑑定で判明したご依頼者の産土神さまから
お呼びがかかることが稀にあります。
「参拝に 来てください」
そのような感じで
私の心に伝わってきます。
私が心中で
「すぐにはお伺いできそうにないのですが・・」
とお伝えしますと
「時期が来たらお呼びいたします」
との返事です。
ご依頼者の方の産土神（うぶすながみ）
さまとのこういうやりとりは
私も鑑定士として独り立ちをはじめた
初期の頃には
ほとんどありませんでした。
ここ数年は
年に何度か起こります。
それは私自身も
成長したことを意味しますし
神仏の世界からも
少し認めてもらえるようになってきた・・
という側面もあるような気がしています。
ただ
神仏との感応度が向上したからといって
謙虚さは忘れないようにと
日々、自分の足元を見つめているんですね。
生まれつきに霊的な能力が高い人や
何かがきっかけで霊的能力に開眼された方々は
多く存在することでしょう。
ですが霊的な能力と
御自身の人間性や志しとは
比例はするとはいえません。
霊的な能力が高い人 ＝ 人格者
では決してないということです。
このような能力も
人間に与えられた多くの能力の内の
たったひとつにすぎません。
見えない世界に関する能力も
ひとつにすぎないということです。
私も一人の人間として
まだまだ未熟な部分をたくさん感じています。
未熟すぎて
自分にがっかりすることさえあります。
皆さんも
そうではないでしょうか。
だからこそ生きることは辛いですが
やりがいのある時間です。
全ての人が
今生を去るときがやってきます。
そのときに
後悔の思いがほとんどなかったならば
それは素晴らしい生涯だったと
いえるでしょう。
たとえ自分が思い望むような結果が
得られなかった人生であったとしても
挑戦はし続けて
「やりきった」
という思いに満たされていたら
自信をもって
笑顔で旅立てるはずです。
人生におけるチャレンジには
特別な能力など必要ではありません。
志しと
決断あるのみです。
