ご神木との接し方とは | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


神社参拝におけるご質問では

御神木に関するご質問を
多くちょうだいします。

もっとも多いのが

「御神木には 触れていいんでしょうか?」

というご質問です。


以前にも
このご質問に対する私の見解を
書かせていただきましたが

もう一度
お伝えさせていただこうと思います。


神社の参道や境内で

素晴らしく立派な巨木などに
遭遇しますと

多くの方が
触れてみたい衝動にかられることと思います。

実際のところ
皆さん触れられますし

中には
抱きつかれる方もおられます。


自然の森などで
大きな木を発見したときに
抱きつかれるのは問題ありませんが

神社の神域にある木に対して
それをしてもいいかどうか・・です。


これは

触れても
抱きつかれても

大丈夫な木もありますし
触れることすら

駄目なご神木もあるんですね。

この見極めが一般の方々には
とても難しいと思います。

ですので一概に

「触れてはいけません」

とも言い切れません。

簡単な見極めとしましては

注連縄(しめなわ)が付けられている
御神木には

「触れる事はやめましょう」

ということです。






上の写真は

奥秩父 三峯神社の
樹齢800年の御神木と私です。

この写真は
5年前に撮影したものです。


この御神木は現在
このようになっています。







玉垣が作られて
御神木を囲うようになりました。

それでも
御神木に触れることはできます。


これが作られた経緯の一つには

この御神木の皮を少しはぎとって
持ち帰る参拝者が増えたため。

それを守るために・・

とも聞き及んでいます。

実際のところ下部は赤くなり
痛々しくもあります。

写真からも
見てとれると思うのですが

5年前の写真では無傷で
何ともなっていません。


三峯神社も

ここ2~3年で
テレビ番組や雑誌等で

凄いパワースポットと
紹介されるようになり

多くの参拝者が訪れるようになりました。

神社にとっては
それはとてもありがたいことなんですが

神域(聖域)を汚す
心無い参拝者が増えてしまったのも
悲しい事実です。


多くの聖地が

このような形で
観光地化していく現実があります。

私のような立場にいる人間は
それは何としても避けたいのですが

これは
参拝される方々の

意識にゆだねるしかありません。


玉垣で囲ってある御神木や
注連縄が付いている御神木には

基本的には
触れてはいけないのですが

触れる場合は

一礼して(できれば二拝二拍手一拝)

「触れさせていただきます 失礼いたします」


小声に出してお伝えします。

そしてけっして

御神木の枝(えだ)や皮(かわ)
葉っぱなどは取らないようにしましょう。

そっと触れるだけに
されてくださいね。


御神木は
ほんとうは触れなくとも

そばに立っているだけで
十分にエネルギーをいただけます。

御神木と向き合い

同化するような思いで
深呼吸をされてみてください。

それだけで

素晴らしい気が
身体に流れ込むことになります。


神域を大切にする参拝者が増えることは
私もたいへん嬉しく思っています。




プロフィール
産土神社鑑定

十一月の開運参拝日は

7日  立冬(りっとう)

22日 小雪(しょうせつ)

になります。


縁(えにし)ある

神社の鳥居をくぐりましょう




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