産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は夜中より降り始めた
雨が続いています。
まだ風はありませんが
台風は明日の午前中が最接近のようです。
高円宮家の次女典子（のりこ）さまと
出雲大社神職の千家国麿（せんげくにまろさん）さんの結婚式が
本日午前１１時から
出雲大社で行われました。
結婚により典子さまは皇族の身分を離れられ、
千家典子さんとなります。
結婚式は出雲大社の「拝殿」で
神式により行われました。
典子さまは平安時代から続く宮中の装束姿。
千家さんは千家家に伝わる衣冠（いかん）姿で臨まれました。
式は非公開となります。
結婚式に先立つ午前７時半には、
千家さんの使者が典子さまの宿泊先を訪問され
典子さまをお迎えする「入第じゅだいの儀」が行われました。
お二人が式場に向かわれた出雲大社の参道では
多くの市民らが門出を祝福されたとのことです。
典子さま 千家さんと出雲大社で結婚式
今日は台風の影響で
天候が危ぶまれましたが
さいわい雨も無く
大神さまが配慮してくだされたようですね。
お二人の素晴らしい門出を
心からお祝い申し上げます。
そしてこれからの日本の未来が
人々が心を大切にして
思いやりを育てていく
より良き環境に導かれますことを
願っています。
この時期に
出雲大社に参拝に行かれる方も
たくさんおられると思います。
出雲での神在り期間は
本年は１２月の初旬になりますから
この時期がもっとも参拝者で賑わうことでしょう。
神事が行われる期間は
ホテルや旅館なども
今からでは確保が難しいかもしれません。
それほどこの時期の出雲は人気があり
日本中から人々が集まるということですね。
神社参拝は
「～神社に参拝に行こう！」
と決められたときから
すでに参拝は始まっているといえます。
神さまは
あなたが鳥居をくぐるときから
見ておられるのはもちろんですが
実は
予定を立てて行かれた参拝では
家を出るときから
あなたの行動を見ておられます。
～神社に・・・
という思いがあなたの中に芽生えたときに
その思いは
行かれる神社の神さまに
意識下で届いているんです。
ですので境内において
しっかりとした作法で参拝されましても
それまでの行動が
とても褒められたものでなければ
拝殿におけるあなたの祈りは
受けとっていただけないことも
起こり得ます。
もちろん
参拝後の行動も
同じことです。
神さまは
ご縁ができた人間のことを
ずっと見ておられますから
いかに日常生活が
私たちにとって大切かという事なんです。
