産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は
蒸し暑い一日となりました。
明日辺りからは
気温も下がって涼しくなってくるようです。
暦（こよみ）を見ていますと
九月も神事が全国各地で行われています。
２０日が彼岸入りですが
それまでだけでも
以下のような神事が行われます。
７日 角館お祭り
８日 白露 十五夜
９日 満月 重陽の日 京都上賀茂神社重陽神事
１０日 竹富島・種子取祭り
１１日 二百二十日
１３日 岸和田だんじり祭り 山形谷地八幡宮・林家舞楽
１４日 鎌倉・鶴岡八幡宮例大祭
１５日 京都石清水八幡宮祭 葛飾八幡宮例大祭
１６日 東京芝大神宮だらだら祭り
こうしてあらためて見てみますと
賑やかですね。
私も
未経験のお祭が多いです。
お祭を
「ただ楽しむもの」
と捉えるか
神事と捉えるかで
やはり受けとるものも
変わってくるといえるでしょうか。
もちろん
楽しむことがとても大切なのですが
普段の神社参拝も
「ただ参拝に行く」
という意識から
「神さまにお会いしに行く」
という意識に育てることで
参拝の質も
どんどんと充実してきますし
いろいろなことが
受けとれる 感じとれるように
なってくるわけです。
神さまにお会いしに行くという
意識でいれば
参拝作法を覚える以前に
お賽銭を投げ入れる
というようなことも
なくなります。
感謝の思いで
お賽銭はそっと差し出し
捧げられることでしょう。
あなたは
お店で食事をされたときに
代金を店員の人に
放り投げることはされないはずです。
食事も美味しく
それが楽しいひとときだったなら
「ありがとう ごちそうさまでした」
の言葉と共に
笑顔でお金を渡されるはずです。
そこにはまぎれもなく
感謝の思いが宿っています。
神社参拝も同じです。
後に渡すか
先に差し出すかの違いはありますが
感謝の思いで差し出すことには
変わりはありません。
お賽銭は
笑顔でそっと
感謝の気持ちで
静かに入れましょう。
その所作を
神さまはじっと見ておられます。
そしてそのあなたの思いに
感応されるわけです。
神社参拝だけにかぎらず
所作には心が宿ります。
思いが全て
と言っても
過言ではないかもしれません。
参拝は
とても奥の深い世界です。
日々精進。
素敵な参拝を重ねましょう。
お祭も
「神さまと共に楽しむ」
という気持ちで
参加されれば
一味違う
時間となることでしょう。
あなたも
守護の神仏も楽しまれることで
運気もいっそう上がるというものです。
