産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
早いもので
七月も今日を含めて残り三日となりました。
昨日、皇太子さまご一家が
三重県伊勢市に到着されました。
本日に
外宮、内宮の順で参拝されます。
雅子さまにとっては２０年ぶり
愛子さまは初めての参拝となります。
私もとても嬉しく思います。
素敵なお時間となることを
心から願っています。
多くの方が
伊勢神宮に行かれますが
お時間を作られて行かれるのですから、
有意義な参拝にしていただきたいと
思います。
私がお勧めするのは、
御垣内参拝（みかきうちさんぱい）
です。
神宮の御正殿（ごしょうでん）には
幾重にも周りを囲む玉垣（たまがき）がありますが
神官に案内されて
玉垣の内側で参拝することを
御垣内参拝（みかきうちさんぱい）
といいます。
御垣内参拝を希望する場合は社務所に行き、
遷宮（せんぐう）の寄付を願い出ます。
千円を出しますと
「特別参宮章」という白いカードが頂けます。
これは、内宮・外宮
どちらでも使えます。
そしてこのカードを持って本殿前に行きますと
神官の待機場がありますので提示して署名をします。
その後に
神官に連れられて
玉垣の内側に入ります。
玉垣の内側は
同じ神域でも別次元といえます。
わずか千円で（千円以上でも）
できる御垣内参拝です。
ぜひともこちらで参拝されることを
味わっていただきたいんですね。
千円以上でいただける白いカードは
一度かぎりの使用ですが
寄付金の額によって
いただけるカードが違います。
また
そのカードによって
さらに奥に行ける場所が変わってきます。
こちらは
私が持っている特別参宮章です。
この黄色の特別参宮章は
期間内でしたら何度でも使うことができます。
寄付金額は
一万円以上でいただけるものですが
まだまだ上の
特別参宮章もあります。
（寄付金額は無限大）
玉垣の内側は
１メートル進むごとに
神気も次元も変わるような世界です。
ひとりでも多くの方に
それを味わっていただければと思います。
ただし
御垣内参拝をするには
服装を整えなければなりません。
伊勢神宮は
日本一服装のチェックが厳しい社（やしろ）といえますから
「これくらいなら大丈夫だろう・・」
という服装でも
多くの場合NGがでます。
とくに女性のほうが
厳しいかもしれません
冠婚葬祭用の
ブラックフォーマルならばベストといえるでしょうか。
この度の
皇太子さまご一家の服装を
参考にされてください。
伊勢神宮は本来
観光気分でおとずれる場所ではなく
皆さんが
正装して参拝すべき場所といえます。
心を整えて
真摯な思いで
神宮の鳥居をくぐっていただきたいと
願っています。
