拝殿に鈴がある神社では | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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本日は、
最近いただいたご質問について
二つほどお答えさせていただきます。


「私がよく参拝する神社には鈴がついているんですが、
 鈴は何回鳴らすのがいいですか?
 そして鈴は、お賽銭を入れる前に鳴らすのか、
 入れた後に鳴らすんでしょうか?」



神社には、
拝殿に鈴が付いているところと、
付いてないところがあります。

拝殿に鈴が付いている場合は、
鈴を鳴らすようにしましょう。

鈴を鳴らすのは、

「神さまに参拝に来たことを気づいてもらうため」

という解釈がよくあるようです。

その意味もないとはいえませんが、
本来の意味は

鈴の音によって、
御祓いを受けるためです。

鈴祓い(すずはらい)と言います。


古来より鈴の音(すずのね)は、
魔除けの霊力があるといわれています。

巫女さんたちが、神楽舞などを舞われるときにも
鳴らされますね。


鈴のある神社において拝殿前に来ましたら、
賽銭箱の前で一礼し、
お賽銭を静かにスルリと入れます。
(お賽銭は決して投げないこと)

そしてその後に、
両手で持って、
鈴を三回鳴らします。

鳴らしている時に心の中で

祓い給え 清め給え(はらいたまえ きよめたまえ)

と、唱えながら鳴らすとなおいいです。

鳴らし終わりましたら、
賽銭箱前の真正面から、
左右どちらかに少しずれて立ちます。

そして呼吸を整え、
二拝二拍手一拝して、
お祈りに入ります。


以上が、
拝殿に鈴がある神社での、
参拝作法の手順になります。


神社というのは
拝殿前に立ってお祈りをするまでに、
できるだけ身を清めていくわけです。


鳥居をくぐるときに御祓いを受け

参道の端(はし)を静かに歩を進めるときに
御祓いを受け

手水舎(ちょうずや)で清め、
祓戸大神(はらへどのおおかみ)より御祓いを受け

拝殿の鈴を鳴らすことで、
御祓いを受けます。


このように
何重もの御祓いを受けて、
拝殿前に立つわけです。

それだけに
参拝者本人も、

鳥居をくぐる前から
拝殿前に立つまでに

意識しながら歩を進め、
それぞれの所作を行うことが要求されます。


事実、
意識するのとしないのとでは
参拝そのものの質も
ずいぶんと変わってくるんですね。

神仏との
より深い感応を望まれるならば、

心静かに
意識を保ちながらされることが大切です。


参拝の
作法自体は難しいことではありません。

覚える気持があれば
すぐに覚えられますが
参拝の世界は
とても奥深いものがあるんですね。

生涯磨き続ける
道といえるでしょう。



二つ目のご質問になります。


「私の産土さまは八幡宮なのですが、
 真壁さんの記事で、産土神社の総本宮にも参拝すると良い
 と書かれておられました。
 八幡宮の総本宮というのは、どこの神社になるのでしょうか?」



全国でもっとも多いのが
八幡神社であるといわれています。
その数は、四万社とも。

全国の神社の総数が10万前後ですから、
その多さがうかがい知れます。


八幡神社の総本宮は
九州、大分県宇佐市に鎮座する
宇佐神宮になります。

奈良時代、725年の創建と伝えられています。

私もまだ、
参拝したことがありません。

宇佐神宮から
860年には京都に勧請され
石清水八幡宮が創建されました。

そして平安末期に
源頼義が鎌倉の由比ガ浜に祀った石清水八幡宮を

鎌倉の地に入った頼朝公(よりともこう)が
現在の地に祀ったのが鶴岡八幡宮です。


宇佐神宮 石清水八幡宮 鶴岡八幡宮

この三社を
三大八幡宮と呼びます。












頼朝公の時代より、

「神は八幡!」

と言われるほどに
武士達の強い信仰を集めました。

そして
全国各地に勧請されていくことになります。

それが四万社という形として
現在に至っています。


石清水八幡宮さまは、
私の母の産土神社でもあるので、

宇佐神宮さまには、
いずれは参拝したいと願っているんです。


大分県・・
遠いですね(苦笑)


以上、
参考にしていただければ幸いです。




プロフィール
産土神社鑑定

2014年
明けまして おめでとうございます

穏やかな年始を過されますように
心からお祈り申し上げます


一月の開運参拝日は

5日  小寒(しょうかん)

20日 大寒(だいかん)

になります。




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