七草の日でした。
皆さんも
七草粥はいただかれたでしょうか。
私も、
奈良県吉野産の無農薬、自生の七草
を入手し、いただきました。
日本では古来より、
年の初めに雪間から芽だす草を摘む
若菜摘みと呼ばれる習慣がありました。
それは宮中において、
新年を迎えるときに、
無病息災を願う儀式として行なわれました。
やがてそれが
一般の家庭にも広がり、
定着していったと言われています。
若芽が有している生命力を
身体に取り込むことで
一年間の
健康を願います。
先ほど（夕方）
近所の大型スーパーに行ったのですが、
七草粥のパックが山積みされていました。
この時間から買う方は
あまりおられないと思うのですが。
最近は、
七草をされるご家庭も
少なくなったのでしょうか・・
売れ残った七草は、
どうされるんでしょう。
今日しか使い道が無いように思われ、
捨てられるとしたら、もったいないですね。
街には、
普段どおりの音が戻りました。
大晦日から新年３日まであたりの静けさは、
また一年待たなければやってきません。
街中には、
いかに音が溢れているかということが
実感できます。
音が復活するのと比例して
呼吸も少し速くなるように感じます。
これだけ音が溢れている世界で暮らしていれば
そうなって当然といえるでしょうか。
これが現代人に、
様々な病いを運んでいるように思います。
呼吸が速くなれば、
呼吸そのものも浅くなりますから
免疫力も落ちます。
自律神経も
不安定になり、
それが不定愁訴（ふていしゅうそ）
を生み出すのでしょう。
都会で暮らしている方々が
田舎や温泉、大自然にときおり我が身を
置きたくなるのは
身体がゆったりとした呼吸を
求めているに他なりません。
ヨガなどに行かれている方も
呼吸の大切さに気付かれているからですね。
とは言え、
日頃から働いておられる方は
そうそう田舎や温泉などに
行っている時間がないわけです。
そこでありがたいのが
神社の境内です。
街中の
鎮守の森がほとんど無くなってしまっている
神社では
ゆったりとした呼吸を
取り戻すのは難しいかもしれません。
ですからぜひとも、
自分にとって心地いい
心がゆったりとできる神社を
生活圏内で探されてみてください。
いろんな神社に足を運ばれて、
心がしっくりくる神社を
見つけてみましょう。
探してみるのも
楽しいものですよ。
そして見つけられれば
それはあなたにとって、
とても大きな財産となります。
健康にも、
素晴らしい効果があるでしょう。
旅行や温泉に行くには
お金と時間の確保が必要ですが
近くの神社ならば、
お賽銭だけですみます。
自分にとって心地よい
オアシスとなる神社を見つけましょう。
