二十四節気（にじゅうしせっき）の
小寒（しょうかん）でした。
この日から「寒の入り」
とします。
本格的な冬の到来を告げる日で、
２０日の大寒（だいかん）が
厳しい寒さのピークとされています。
それを過ぎれば、
いよいよ立春です。
大自然の移ろいの中で
新たなる一年の始まりです。
今日の東京は
小寒に相応しく
朝から肌寒い一日となりました。
街中には
日常の音が戻りつつあります。
明日になれば、
通常の日々が始まることでしょう。
連日、
たくさんのメールをいただきます。
縁ある神社に参拝されて、
「毎週、箒（ほうき）で境内の掃除をしています」
というお便りもいただきました。
ほんとうに嬉しいですね。
さりげないこのような行いが、
守護の神仏もとても喜ばれます。
人間が
自然をコントロールしているかのように
大きな勘違いをしていた時代が
長く続いてきました。
しかし今、
人間は大自然の一部であり、
自然の力によって生かされているということを
多くの方が気付きはじめています。
神社は、
自然を感じることができる
大切な場所です。
鳥居をくぐれば、
そこにはご自身本来の
ゆったりとした呼吸が存在します。
呼吸が浅いと感じる方は
神社の境内で
何分か深呼吸されてみてください。
そうすれば本来のあなたの呼吸に
リセットすることができるでしょう。
鎮守の森を
これ以上減らしてはいけません。
多くの方が感謝の祈りを奉げることで
神社の神さまを
元気にしていただきたいと願っています。
お正月には、
故郷に帰省されて
ご自身の生誕地の神社に
参拝された方も多いでしょう。
生誕地こそが
あなたにとって
最も大切な聖地です。
自分の生まれた場所に行くということは
赤ん坊の時の波動に触れることができる・・
ということを意味します。
余分なものを欲しがらず
余計なものに目を奪われず
シンプルで大切なことに
意識を合わせて日々を過したいものですね。
