先日、久しぶりにプリンを買ったんです。
コンビニにあるごく普通のプラスチックに入っているやつ。
そんで家に帰ってスプーンを片手にふと思ったんですよ。
プリンのカラメルが付いている方、
あれって「頭」ですか?それとも「ケツ」ですか?
世間の人はね、「頭」だと思っている人のほうが多いはず。
お皿にプッチンと出したとき、一番上で黒光しているあの誇らしげな姿。王冠ですよ。あれは。
ショートケーキのいちごと同じポジンション。
つまりトップであり、頭頂部であると。
でもね、よく考えてみましょうよ。
プリンがスーパーやコンビニの棚に並んでいる姿はどうなんですかと。
カラメルはどこにありますかと。一番下、底ですよ?
もしカラメルが「頭」だとするならば、
彼らは工場を出荷されてから食べられるまで、
ずーーーっと逆立ちしていることになりません?
24時間、全員で逆立ち。過酷な環境すぎません?ホラーですよ、そんなもん。
可哀想すぎるでしょ。彼らだって卵と牛乳から生まれた尊い命です。
つまり、容器に入っているあの状態こそが、彼らの自然体なんですよ。
リラックスしたスタンディングポーズ。
黄色いふくよかなボディが上で、底にあるカラメルは重心をささえる下半身。
強いて言えば「ケツ」なのです。
でも、だとするとプリンをお皿の上にひっくり返して
「わあ、美味しそう」なんて言っているあの瞬間。
あれはプリンにとってどういう状況か。
お尻を天井に向けて丸出しにされている状況なわけですよ。
カラメルがついている方をケツとすると
「みて!わたしの黒くて甘いをお尻を見て!」
って強制的にさせているんですよ。
しかもその無防備な状態のケツに容赦なくスプーンを
ぶっ刺すんです。なんか申し訳なくなってくる。
そう思うと右手に持ってるスプーンも微かに震えてくるんですよ。
カラメルのほろ苦さは背負った罪の重さなのか。
あなたはカラメルが付いているほうは「頭」か「ケツ」か。
どっちだと認識してプリンに向き合います?