霧島市の温泉施設で、5歳の田中嶺臣(れお)くんが姿を消してから、すでに 3週間近くが過ぎようとしている。
南丹市で11歳の安達結希くんが、継父の安達優季によって殺害されるというセンセーショナルな事件があったばかりなので、今回も父親が関与しているのではないか?とまことしやかに

囁かれているが、温泉施設のスタッフが、家族はまちがいなく

4人(父母と嶺臣くん、弟)で来ていたとの証言や

風呂の窓下の室外機に子供の足跡があったことなどから、

最近は父親による事件という憶測は消えつつある。

浴室から天降川までは、8mほどあり、しかもその間には植栽がある。川には護岸もある。いくら水が好きだからって、

わざわざ浴室の内鍵をかけて、親が出入りできないようにした上で、普通 5歳児が全裸のまま、窓から外へ出て、川へ向かうはずがない。

そんなふうに思う人たちがいっぱいいることは確かなのだが、それはあくまでも「普通」という括りの話であり、世の中にはイレギュラーな個性を持つ子供もたくさんいるのである。

嶺臣くんの生年月日がわからないので、いつものように事件が起こった日時(A図)と、私がこの事件を耳にした時の

ホロスコープ(B図・ラテール式ホラリー)のふたつを組み合わせてみた。

そうしたらそこには 海王星による災いを受ける子供、

虚構と現実が混同しやすい、感受性の強い子供の事故、

という象意が示されていた。
(魚座・5ハウスの土星と海王星)

安達結希くんと違って、嶺臣くんのプロフィールの詳細や

写真の一枚も公開されないことを不審に思っている人もいるが、第三者による介入(誘拐、連れ去り等)がないなら、

あえてそれを公開する必要がない。たぶんご両親を含め、

関係者はそのような判断をしたのだと思う。

ただ、ホロスコープの解説をいくつか説明するなら、

A図から読めることは、まず、太陽が死の部屋である 8ハウスにあること、状況を表すASCも蠍座(8ハウスを示唆)にあること、また、3ハウスと9ハウスが凶角度をとっていることから、嶺臣くんは温泉施設のそばにはおらず、遠くへ移動している、ということがわかる。

また、月が11ハウスにあるので、行方不明になる直前まで

「強い冒険心」に心が突き動かされて、ウキウキした気持ちでいたような印象もある。

地元の警察や消防隊は、天降川を必死に捜索しているとのことだが、ホロスコープは「川にはいない」と出ている。

じゃあ、嶺臣くんはどこへ行ってしまったのだろう…

太宰治の文壇デビュー作に「魚服記」という作品がある。
この作品は何度読んでもテーマがよくわからない難解な作品なのだが、ただ、水が好きで、川へ飛びこんだ主人公の野生児「スワ」が、自分は大蛇になったと一瞬 喜ぶのだが、

実は大蛇ではなく小さな鮒になっていて、滝つぼに くるくると

木の葉のように吸い込まれていく…という悲しくも美しい

物語である。

霊視をしてみたところ、そんな魚服記のイメージが

出てきたので、もしかしたら嶺臣くんは…
スワのように、魚になってしまったのかもしれないな。
と、そんなふうに思う。

不謹慎で申し訳ないけど・・

ただ、そんな嶺臣くんを表す水星が、金星と木星(吉星)の

そばにあるので、おどろおどろしい滝つぼなどではなく、

川から海(鹿児島湾)へまっしぐらに出たような気がする。

そしてその後は、気持ちよさそうに大海原を泳ぎ、

今もすごく楽しそうに見える。

 

 

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