今から、約500年前の1517年。
神聖ローマ帝国の一市民である マルティン・ルターという
人物が、ヴィッテンベルク市内の教会に
「95カ条の論題」を打ち出し、
「洗礼や悔い改めなどしなくても贖宥状（免罪符）さえ
購入すれば、悪事悪行の償いもすべて免除になる。
しかも魂まで救われて、やがて天国にも行ける。
聖書には そのように書いてある」
と 金と権力にまみれた教皇レオ10世をトップとする
ローマ・カトリック教会の「腐敗」を大々的に批判した。
しかも この批判は、それまでラテン語でしか
書かれていなかった新約聖書が、グーテンベルクの
活版印刷術により、ドイツ語に翻訳・出版することが
できるようになったため、
「騙された！免罪符を買えば救われるなんて
聖書のどこにも書いてないじゃないか！」と
各地の諸侯や騎士、市民、果ては農民までもが
怒り心頭となって騒ぎ出し、
またたくまに 免罪符を廃止するべく方向へと
社会が変わっていった。
これこそが 世界の歴史を大きく変えた、世に言う
「宗教改革」の始まりであり、教皇・教会らの嘘を
暴き出し、それまで蓄財を禁止されていた市民や
農民たちなどは、不本意な搾取（過分な税金）から開放され（聖書には蓄財禁止と書かれていない）、
以後、紆余曲折はあったものの、結果的に
マルティン・ルターが立てた新しい宗派（プロテスタント）が形成されるに至った。
また、今から 約250年前の日本などは
「鎖国」の真っ只中であったが
その頃 交易を求めて 3隻の船で根室（北海道）へやってきた
オチエレデン一行（ロシア）に続き、その後 ラックスマン、
レザノフらが 次々とやってきたが、幕府はそんな彼らに
対して聞く耳を持たなかった。
しかし その後、1853年。
黒船に乗ってやってきた アメリカ艦隊のペリーらの船を
目の当たりにした 当時の大老・井伊直弼は
その造船技術の高さに度肝を抜き、
「鎖国とは、籠城と同じようなものだ！もはや日本は諸外国と比べて 技術的・経済的に大きく立ち遅れている」
と激しく訴えたため、さすがの幕府もやっと重い腰を上げて「開国＝日米修好通商条約」を締結させる以外になかった。
破壊と再生を司る冥王星は、約250年周期で、
太陽の周りを一周し、再び同じ星座に帰ってくる天体であるが
500年前の宗教改革といい、250年前の鎖国→開国の始まりと
いい、それまで 天空の山羊座に座していた冥王星が、
水瓶座に大移動する時に社会の大変革が起こることがわかる。
そして、それは、今年2024年から 再び起こる。
地球規模で起こるのだ！
なので この巨大な変革・変容は、太陽系に生きている
私たちにとっては 半ば自然なこととして、
受け入れなければならないことのように思う。
ちなみに 山羊座の表す象意は
「権力重視」の独裁的価値観である。
そのため、これまでのように 山羊座に冥王星が入る時代は、
個人間はもちろん、国家レベルでも
「権力による暴力や傲慢さ」が、
当たり前のように蔓延する世の中だった。
しかし、水瓶座に冥王星が入る時代は、
そんな腐った権力などには屈しない。
それまで常識とされてきたものであっても、
実は非常識なものであったと判断した瞬間に、
新しい価値観へと変わってしまう。
そういう意味では、2024年は、地震やテロなどの
天災と人災の大爆発は 年間を通して ひんぱんに
起こってはくるが、今まで社会的に歪められて、泣き寝入り
してきたことについては、光明がさしたりするだろう。
とはいえ、元旦早々から発生した石川能登半島地震は、
あまりにもひどい。
いくら いずれやってくる地球最後の日の始まりと
いえど、とんだ幕開けである。
しかも、1月26日の前後日は、首都圏（関東）直下型地震も
アストロマップは予言しているので、日本海側だけでなく、
太平洋側も、厳重警戒をお願いしたい。
また、2024年は昨年より予兆が生じていたように「権力」が次々と地に落ちていくため、
日本政府（自民党政権）の 崩壊はいよいよとなる。
大企業も次々と倒れていき、中には 人生のどん底を
味わう人たちも出てくるように思う。
・・・ヤバイ 
だが 水瓶座は、12星座のうちで最も友好的で、
最も平和を愛する星座だ。
私はその力を心から信じたい。
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