「うちの子はとても良い子です。明るくて優しい子で、
いつも穏やかです。それなのに、なぜかしょっちゅう
友達とのトラブルに巻き込まれるんです。
びっくりするような、ひどいことを言われたりするんです。こんな温厚な子が、いったい なぜなんでしょうか」
と、訴えてくるお母さんが おられます。
確かに 親としては わが子がいちばん可愛いですので、
子供どうしのいさかいが起こると
「うちの子が巻き込まれた！うちの子は何も悪いことを
していないのに…」と、
そんなふうに考えるかもしれません。
また、そういった気持ちが あえて必要な時もあります。
しかし、ホロスコープを見ると、そこは一目瞭然で
ホロスコープの南半球（地平線より上）に
火星や土星などの
凶星が入っている子（10、11ハウスなど）は
「イジメられやすい」＝被害者になりやすい
性質のことが多いのですが
逆にホロスコープの北半球（地平線より下）に 凶星が
入っている子（4、5ハウスなど）は 圧倒的に
イジメる側＝加害者になりがちです。
なので、わが子が 一方的に被害を受けた、と
言ってきても、それは本当に一方的なことなのか、
そこは冷静に対処する必要があります。
なぜなら、子供といえど、表の顔と裏の顔が
あるものだからです。
つまり、母親の知らないところで、その子自身が
ふだんから いたずらに争いを誘発したり、
相手を見下して、好戦的な態度をとったり
しているかもしれないからです。
で、そういった子（トラブルメーカー）は、
絶対といっていいほど、自分にとって
都合のいい言い訳しかしません。
なので、親としては、本当に わが子に非がないのか、
本当に こちらの方が先に相手を刺激するような
態度をとったりしなかったのか、など
よくよく真実を見極める目を持たなければなりません。
人間は罪深い生き物ですので、嘘を言ったり、
ズルイことをしたりして、周囲を騙すことができると
わかれば、必ずそれをまた実行します。
特に子供は、親や先生など、大人の人間を欺くことを
一度 学習してしまうと、大人を信頼する気持ちが薄れて、
素直に言うことを聞かなくなり、やがて善悪の区別が
つかないまま育っていきます。
そういう意味では、たとえ可愛いわが子であっても、
けして盲目的にならず、
もしかしたら、この子には、私に見せていない顔が
あるのでは…？
と疑うことも大切でしょう。
でないと将来的に、
「うちの息子は、子供の頃から家族思いの優しい子です。
浮気なんかするような息子ではありません！」
と わざわざ証拠をあげてきた嫁に向かって わめきたてる、イタイ 
母親になりかねませんから （笑）
ところで…
先日 天草の教会へ行ったとき、マリア像の前で
祈っている私を見て、いったい何をそんなに熱心に
祈っているのか？と 娘に聞かれました。
私のお客様の子供たちが健康で健全な成長をするように、
受験、進学、人間関係…たくさんの希望が叶うように
祈ってる。と答えたら
「えぇ？ 旅行に来てまで それなん？ もう まったく…
ママは相変わらず仕事人間ねぇ〜」
と 笑われてしまいました。
そりゃあ 悪かったわね、仕事人間で！┐(‘～`;)┌。
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