2000年代に 『アンビリーバボー』 や 『金スマ』 で
怨霊退治を披露し、一世を風靡した 陰陽師 石田千尋氏が
昨年12月31日に 亡くなっていたことがわかった。
体調が悪いというだけで、はっきりとした死因もわからず、
誰に看取られることもなく、ひとりで旅だったようなので
「変死」という形になってしまったのが
心から気の毒に思うが
藤田小女姫氏にせよ、宜保愛子氏にせよ、
霊能者と呼ばれる人たちは「突然死」や「変死」なるものが
本当に多いなぁ…と思う。
ただ、石田氏の Twitterを見る限りでは
【 発熱、耳鳴り、もう異常。体調 病状悪化で辛い 】
【 日常生活が成り立たない 】
【 助けてほしい。動けない。もうダメだ 】
【 今、意識を失い倒れた。もう終わりだ 】
そんな ツィートが投稿されているので、もしかしたら
新型コロナウイルスに感染してしたのかも…と思うが
【 私はもう長くはない。でも愛犬とお別れしたくない 】
と 11月の時点で言っているので、もしかしたら、以前から
何かの持病を抱えていたのかもしれない。
いずれにしても、渋谷に 一億円もの豪邸を建てた頃は、
かなり羽振りがよかったようだが
やがて周囲と揉めたりして 仕事も無くなり、妻子は去り、
せっかく購入した豪邸も差し押さえられ…
亡くなった時は 住むところのなくなった彼に 友人が部屋を
貸してくれている状況だったらしいので、お金もなく、
病院へも行けてなかったらしい。
ホロスコープを見ると
月星座が魚座にあり、12ハウスに
金星−木星−天王星−冥王星 がある人なので
神事に纏わる職業に就いたのは 大成功だったように思う。
彼の持つ類まれな才能が、
惜しみなく発揮されたように思う。
ただ、TVで 怨霊退治をする彼は、
いつも びっくりするくらい厳しくて、冷酷すぎるほどの
叱責を「迷える霊」にしていた、
ちょっと怖いキャラだった。
でも、あれぐらい荒々しくやらないと、一度 悪霊に
変幻してしまった霊体は、言うことを聞かない。
そういうことは、私自身も 某道場で、除霊・浄霊を
学んだ身なので、よくわかる。
悪霊に ちょっとでも情けをかけると、あっという間に
仲間に取り込まれてしまうからだ。
本来の石田氏は、すごく 優しくて
人情にあふれた人だったように思うのだが…
魚座と乙女座に連動する星があるので、誰かに騙されて
身代が ひっくり返ったのかな…とも思うが、
いかんせん、本来の自分とは違う毎日は、孤独と悲しみの
戦いだったように思う。
彼が TV に出なくなってからは、彼の鑑定を受けたくて、
何度も何度も電話したが
タイミングが悪かったのか、いつかけても
つながることはなかった。
でも、今度こそ 本当に つながらなくなってしまった…
そう思うと すごく悲しい。
石田千尋さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
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