驚いたわ。

 

娘のアンナさんが 自由奔放な性格で、過去に 羽賀研二なんかとつきあって 借金の保証人にならざるをえなかったりしてたから

かわいそうに、さぞかし 子供運の悪い人なんだろうな、って思いながら 辰夫さんのホロスコープを出してみたの。

 

ところが そうしたら・・

 

超びっくり (;)!!

 

子供運が いいのよ、ものすごく!!

 

それは なぜかというとね・・

 

実は、辰夫さんて、東洋占星術で見ると、本来 天から与わった寿命が 63歳ぐらいまでしかない人なの。

 

だけど、結果的に 81歳まで 生きることができた……

 

彼は、昭和の大スターとして、才能あふれた人だったから、本当は 81歳と言わず、90までも 100までも 長く生きていてほしかったところなんだけど

 

本来なら 63歳で 亡くなるはずの人が 81歳まで生きるなんて めちゃめちゃ すばらしいことじゃない?

 

そんな 梅宮辰夫さんのホロスコープ。

魚座の対極である乙女座に 海王星があって、これは やさしくて 温かい人柄を表しているんだけれど

実は残念なことに 病気が多い角度でもある。

 

辰夫さんが 30代半ばから睾丸ガン、肺ガン、胃ガン、十二指腸ガンなど 6回ものガンを発症して、そのたびに 治療、闘病、仕事復帰と 多くの試練を乗り越えてきたことは 公私ともに知られているところなんだけど

 

何と、この辰夫さんのホロスコープには、魚座の太陽乙女座の海王星に 「蟹座の月5ハウス」が 「調停」に入っているんですっ!

 

西洋占星術では、この調停の星のことをメディエーションと言うんだけど

対立する 星同志の間に立って、「まぁまぁ ケンカはやめんかい!」みたいに 仲を取り持ってくれる いわば仲裁役みたいなもの。

 

で、その仲裁役のおかげで、対立する星は気持ちが和らぎ「ああ、わかったよ。今回はアンタに免じてやめたるわな」となるのです。

 

で、梅宮辰夫さんの場合は。

蟹座というのは家族、特に妻。そして 5ハウスなので 子供。

この存在が「調停」になってるわけなんですよ。

 

そういう意味では、辰夫さんが数々の病魔と戦い、苦難を乗り越えて来られたのは、奥方である クラウディアさんと、お子さんである アンナさんのおかげ、ということに なるんです。

 

このおふたりの 甲斐甲斐しい努力があったからこそ、63歳が81歳まで 生きられたんです。

 

病気の角度に「調停」あり。

私は そう分析するんです。

 

とはいえ、繰り返して言いますが、81歳なんて 逝くには まだもったいない。

もっともっと長生きしてほしかったなぁと思います。

 

梅宮辰夫さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。