kuromakuのブログ -8ページ目

kuromakuのブログ

毎日の足跡を、ここに残しています。

3月のある日

そうだ、山陰に行こう!

関東に住んでいたころは、微妙に距離があってなかなか訪れにくかった
山陰地方ですが、関西に引っ越してからは少しだけ手近になりました。

鉄道ファンの旅行好きとしては、山陰を列車に揺られながらのんびり観光
したいなあ・・・などと思ったりもしたのですが、現存する日本最長路線である
山陰本線は、起点の京都から終点の下関(幡生)まで乗り通すと、なんと
670キロもある!しかもほとんどが電化すらされておらず単線、新幹線なんて
夢のまた夢で、特急すら走ってない区間も長いような路線です。とてもじゃ
ありませんが週末に簡単に乗りに行けるような鉄道ではないのです。もちろん
いっぺんに下関から京都まで旅行するには、まとまった休みが必要ですが
そう簡単に連休をとらせてくれるとは思えません。

ということで、何回かに区切って少しずつ観光しながら山陰を旅することに
しました。それも、どうせ特急列車が走っていないのだからと、青春18きっぷ
(普通列車のみ乗り放題のキップ)が使える休日を利用して、貧乏旅行を
楽しんでくることにしたのでした。ということでこれからしばらく、鈍行で行く
山陰の旅行記録におつきあいください。


さて、第1弾は下関から長門までの、最西端の区間を乗り通します。
いや、もちろんその前に下関まで行く必要があるのですが・・・。

三ノ宮駅
今回の旅の始まりは、夜の三ノ宮駅です。
青春18きっぷの鈍行列車旅などと言っていましたが、
夜中のうちに少しでも距離を稼ぐため、高松まではフェリーで移動します。

昔は18きっぷでも、ムーンライト松山とかで夜間移動できたんですよねえ・・・
なんていうとトシがバレます。


ジャンボフェリー夜行便乗車記録

三ノ宮駅 フラワーロード
三ノ宮駅からフェリーターミナルへは連絡バスも走っていますが、
大した距離でもないので徒歩で移動することにしました。駅前から
南に延びるフラワーロードと呼ばれる通りをまっすぐ行くだけです。

フラワーロード 人通りが少ない
繁華街のある駅の北側と違い、オフィス街である駅の南側は
夜になると人の通りも少なく、わりとひっそりとした感じです。

新しいフェリーターミナル フェリーターミナル
写真を撮りながらゆっくり歩いても20分もかからないうちに、
ジャンボフェリーのターミナルに到着しました。

フェリーターミナル 金券ショップで回数券を買うと安い
さっそく搭乗手続きを済ませておきました。
ちなみに今回は金券ショップで回数券のバラ売りを1600円くらいで購入。
夜行便はこれに300円の追加料金が必要になります。


ところで、私がはじめてジャンボフェリーに乗船した時が、
2014年夏のモンスターバッシュ(香川で開かれる音楽イベント)の時期で、
この時は座るスペースの確保もままならないような難民船状態でした。
このインパクトがあまりに強く、その時以降はなんとなく早めにターミナルに
入って待機するようになりました。

乗り場は2階 広い待合室
乗船口は2階です。階段を上がると広い待合室があります。
三宮のフェリーターミナルは新築したてでとてもキレイです。

3階にも待合室が ちょっとだけ神戸の夜景が楽しめる
3階にも小さな待合室があるのですが、ここからバルコニーに出ると
少しだけ神戸の夜景を楽しめるようになっています。
・・・が、ここには誰もいませんでした。
長旅を前にして、夜景を見てはしゃぐような人はいないのでしょう。

乗船待ちの列 ジャンボフェリー
場所取りのため出航時間まで乗船口の通路で待つことしばし。
出航時間間近になり、ようやく乗船が開始されました。

ジャンボフェリー
船内は、こんな感じ。
この後ドライバーさんが乗り込んでくるので、実際はもう少し混みあいます。
古さはあるものの、夜行バスと違い足を延ばして横になれるので快適です。
ケータイ充電用のコンセントも完備されてます。

出航してしまうと、すぐに就寝。
高松までは、たかだか4時間強しかかかりません。
貧乏旅行では、休めるときに休んでおくことが大事になります。

こうしてウトウトしていると、有名なジャンボフェリーの曲で目が覚めます。
やはり、あっというまです。

下船
高松東港に到着。この日下船したのは朝5時20分ごろ。
本日の目的地の山口県までは、まだまだ遠いです・・・。
(つづく)

前回のつづき

岐阜~福井(の峠)を折りたたみ自転車で走破する企画。
今回ブログネタは福井から神戸まで自転車を持って帰る、ただそれだけです。

福井駅
福井駅では乗り換えまで40分くらい時間があったので、
いったん駅の外に出てみることにしました。

10年ほど前(2005年)に福井駅は今の駅舎に建て替えられたそうですが、
確かにそれより前、学生時代に福井に来た時には、
駅の中はもっと暗い雰囲気だったような記憶があります。
それが今では外壁に恐竜を大きく描いた、
全く雰囲気の違う駅に生まれ変わっていました。

福井駅
コンコースから改札を眺めると・・・

福井駅
おおっ、こんなところにも恐竜が!!

福井駅
地元・福井新聞の号外が掲示されています。
見出しに「敦賀気比 10回サヨナラ」とありました。
高校野球の1回戦を突破したくらいで号外というのは大げさなような気も
しなくもありませんが、それくらい地元が盛り上がったということなのでしょう。
ちょうど夏休みと重なる時期に地方に旅行に行くと、よくローカルニュースで
高校野球の話題が流れますが、私もこれが密かな楽しみだったりします。

福井駅
さて、福井から敦賀行きの電車を待つのですが・・・。
写真左手と右手の電車、似ているようで微妙に違います。
右の新しい方の電車は(輪行で定番の自転車置き場である)運転台の後ろに
スペースがありません。左の1世代前の列車が来れば、自転車を置けます。

電車の到着を待つ
どっちの車両が来るかわかりませんでしたので、ダメもとで列車の最前方の
乗り場でスタンバイすることにしました。そしたら・・・

新型車両でした
新型の方だ・・・!

結局、車椅子スペースを借用
仕方なく車椅子スペースをお借りすることに。
とりあえず座席を確保し、自転車を運んで、車両の端っこに固定しました。

自分の座席と自転車が離れてしまうと(さすがに重い自転車を持ち去るような輩は
いないと思うのですが)倒れて迷惑をかけたりしていないか、とかいろいろ心配に
なります。本当だったら自転車の隣に立って移動するのが筋なのかもしれませんが
早朝から炎天下での移動で疲れたこともあり、申し訳ないながらここに自転車を
置かせてもらうことにしたのでした。

結局自転車はそのままの姿勢を維持することができたようで、
特に問題なく敦賀までたどり着くことができました。

しおそう。2回目。
このまま直後の新快速で神戸まで戻っても良かったのですが、
もうどうせ今日は自転車に乗ることもなかろうと、
居酒屋でビールをいただいてから帰ることにしました。
ということで敦賀駅から5分くらい自転車を担いで、
2度目の訪問となるしおそうさんにおじゃましました。

しおそう。
プハー!
やっぱり渇いたのどに冷たいビール、たまりません!!

しおそう。

しおそう。
暑さで食欲がなかったので、刺身盛り合わせ、レンコンの串カツ、
そして冷やし越前そばと、するする食べられそうなメニューをチョイス。
疲れも手伝って、酔いが回るのも早いです。

敦賀からは新快速で
こうして自転車を輪行袋のまま駅まで持ち運び、
いよいよ最後の新快速に乗車しました!

最後もやっぱりここ。
定番の運転台後ろに自転車を固定し、三ノ宮まで戻りました。

ということで初めての本格的輪行旅も、特に大きな問題もなく無事終えることが
できました。電車やバスだけでは訪れることが難しいところも、自転車が使えれば
行けるようになる場所も多くあります。少しずつ慣れていくことができれば、
もっと長距離で、泊りがけで行く輪行の旅というのも楽しいかもしれません。

今回の旅行記は以上です、お付き合いいただきありがとうございました。

前回のつづき

岐阜県は長良川鉄道の終点・北濃駅から
福井県は越美北線の終点・九頭竜湖駅まで
鉄道が開通しなかった区間を自転車で超える日帰り輪行旅行記の続きです。
九頭竜湖駅からは、自転車を担いで鈍行列車を乗り継いで帰ります。

越美北線
九頭竜湖駅で出発を待つ越美北線のカラフルなディーゼルカー。
ラッピングされているのは、沿線の大野市のキャラクターのうぐピー
かめじろうたちです(かめじろうについて検索したら市川亀治郎さんの
画像しか出てこなかったというのは秘密です)。

越美北線
福井から乗ってきたディーゼルカーに、そのまま折り返して乗車する人が
多いのか、駅の利用客の割に席はあらかた埋まっていました。
もっとも九頭竜湖まで走る列車は1日5本だけ。1本早い列車で到着すると
折り返しまで4時間くらい時間をつぶさなければいけないので仕方ないかも
しれませんが・・・。

こうして九頭竜湖を出発すると、線路はまもなくトンネルに入ります。
このトンネルを抜けると次の越前下山駅なのですが、
ここでいきなり大量の乗車があり、一気に車内は満員になってしまいました。
混雑する車内への自転車の持ち込みは迷惑以外の何物でもないのですが、
まさかこんなローカル線の、しかもラッシュ時を外した土曜の午後で
予期していなかったということでカンベンしてください・・・。

越美北線
混みあう車内とは対照的に、田園風景の広がる中を
軽快にディーゼルカーが進みます。

越美北線
越前富田駅で中高生の団体が下車し、
再びおだやかなローカル線の車内に戻りました。
部活の試合でもあったのでしょうか?
地元の人に愛され、利用されてこその鉄道なので
これからも通勤通学に、大勢の地元の人たちに乗ってもらいたいものです。

越美北線
さらに田んぼの中をまっすぐ進み、なんとなく大きな集落が近づいてくると
大野市の中心街はもうすぐです。

越美北線
さて、車両の最前部に立って写真を撮りながら移動していたのですが
最前部に 越前大野駅 と書かれた、ケーブルでぐるぐるに固定された箱が
ありました。これはおそらく、九頭竜湖駅の売上金を駅員のいる越前大野駅まで
運ぶための金庫なのでしょう。

もう一つ、越美北線の運行に大事な役割を果たしている小物を発見しました。
それが、これ。

越美北線
この輪っかのようなものが、「スタフ」です。
越美北線は単線で、すれ違いができないため
2本以上の列車が同じ区間に入ると衝突してしまいます。
そのため、この「スタフ」を持っている列車だけが走ることができるよう
取り決められているのです。

タブレット交換
途中の越前大野駅で運転手は駅員にスタフを手渡します。
最近はコンピューターで管理される鉄道が多くなり、
こういうアナログなシステムで管理する路線も少なくなりました。

越美北線
途中の美山駅で対向列車とすれ違いました。
ホーム上では運転士さんが小休止中でした。

越美北線
一乗谷駅まではさほど乗り込む人も多くなく、
夏の日差しの中を1両だけのディーゼルカーは
おおらかに進んでいきました。

越美北線
ちょっとだけ岩石除けのシェルターが作られていました。
子供の頃のトンネル遊びみたいな簡単な造りですが、
今から10年以上前の2004年には福井を襲った集中豪雨により、
ここ越美北線でも多くの鉄橋が流され、土砂崩れや路盤流出などの被害を受け
長期運休を余儀なくされた経緯もあります。
少しでも被害が小さくなれば、という願いのこもったシェルターなのでしょう。

福井駅
こうして、1時間半ほどかけてディーゼルカーは福井に到着しました。

福井駅
さて、今回の旅行のメインである岐阜~福井の山越えはこれで終了なのですが
まだ、ここから自転車を担いで神戸まで帰るという任務が残っているのでした・・・。
(つづく)