そうだ、山陰に行こう!
関東に住んでいたころは、微妙に距離があってなかなか訪れにくかった
山陰地方ですが、関西に引っ越してからは少しだけ手近になりました。
鉄道ファンの旅行好きとしては、山陰を列車に揺られながらのんびり観光
したいなあ・・・などと思ったりもしたのですが、現存する日本最長路線である
山陰本線は、起点の京都から終点の下関(幡生)まで乗り通すと、なんと
670キロもある!しかもほとんどが電化すらされておらず単線、新幹線なんて
夢のまた夢で、特急すら走ってない区間も長いような路線です。とてもじゃ
ありませんが週末に簡単に乗りに行けるような鉄道ではないのです。もちろん
いっぺんに下関から京都まで旅行するには、まとまった休みが必要ですが
そう簡単に連休をとらせてくれるとは思えません。
ということで、何回かに区切って少しずつ観光しながら山陰を旅することに
しました。それも、どうせ特急列車が走っていないのだからと、青春18きっぷ
(普通列車のみ乗り放題のキップ)が使える休日を利用して、貧乏旅行を
楽しんでくることにしたのでした。ということでこれからしばらく、鈍行で行く
山陰の旅行記録におつきあいください。
さて、第1弾は下関から長門までの、最西端の区間を乗り通します。
いや、もちろんその前に下関まで行く必要があるのですが・・・。

今回の旅の始まりは、夜の三ノ宮駅です。
青春18きっぷの鈍行列車旅などと言っていましたが、
夜中のうちに少しでも距離を稼ぐため、高松まではフェリーで移動します。
昔は18きっぷでも、ムーンライト松山とかで夜間移動できたんですよねえ・・・
なんていうとトシがバレます。
ジャンボフェリー夜行便乗車記録

三ノ宮駅からフェリーターミナルへは連絡バスも走っていますが、
大した距離でもないので徒歩で移動することにしました。駅前から
南に延びるフラワーロードと呼ばれる通りをまっすぐ行くだけです。

繁華街のある駅の北側と違い、オフィス街である駅の南側は
夜になると人の通りも少なく、わりとひっそりとした感じです。

写真を撮りながらゆっくり歩いても20分もかからないうちに、
ジャンボフェリーのターミナルに到着しました。

さっそく搭乗手続きを済ませておきました。
ちなみに今回は金券ショップで回数券のバラ売りを1600円くらいで購入。
夜行便はこれに300円の追加料金が必要になります。
ところで、私がはじめてジャンボフェリーに乗船した時が、
2014年夏のモンスターバッシュ(香川で開かれる音楽イベント)の時期で、
この時は座るスペースの確保もままならないような難民船状態でした。
このインパクトがあまりに強く、その時以降はなんとなく早めにターミナルに
入って待機するようになりました。

乗船口は2階です。階段を上がると広い待合室があります。
三宮のフェリーターミナルは新築したてでとてもキレイです。

3階にも小さな待合室があるのですが、ここからバルコニーに出ると
少しだけ神戸の夜景を楽しめるようになっています。
・・・が、ここには誰もいませんでした。
長旅を前にして、夜景を見てはしゃぐような人はいないのでしょう。

場所取りのため出航時間まで乗船口の通路で待つことしばし。
出航時間間近になり、ようやく乗船が開始されました。

船内は、こんな感じ。
この後ドライバーさんが乗り込んでくるので、実際はもう少し混みあいます。
古さはあるものの、夜行バスと違い足を延ばして横になれるので快適です。
ケータイ充電用のコンセントも完備されてます。
出航してしまうと、すぐに就寝。
高松までは、たかだか4時間強しかかかりません。
貧乏旅行では、休めるときに休んでおくことが大事になります。
こうしてウトウトしていると、有名なジャンボフェリーの曲で目が覚めます。
やはり、あっというまです。




























