前回のつづきインド1泊3日の弾丸旅行記の続きです。
1日目は移動だけで終わり。実質観光できるのは2日目だけです。
この日は朝7時頃にデリーを出発、1日かけてタージマハルのあるアーグラを
観光し、夜にデリーに戻って深夜便で日本に戻る、という日程です。
移動は、
シゲタトラベルに事前に専用車を手配しておきました。1日14000円と
決して安くはありません。実際、デリーからアーグラまでは鉄道の方が安く
移動できるのですが、時間がない弾丸旅行ではなるべく確実な手段をとらないと
途中でトラブルにあった時に日本に帰れなくなる危険があります

ということで、ホテルへの迎えから空港への送りまで、この日はドライバーに
お任せしています。

空気が良くないのか気候のせいか、インドの朝はどこも靄がかかって
眺めがよくありません。天気は晴れのはずなのに太陽がかすんで見えます。
出発してすぐガソリンを入れ(事前に入れておこうぜ!)、高速に乗ります。

週末の早朝ということもあり、デリーの市街地はそれほど混んでいませんでした。
道路に"ションベン禁止"の標識を見つけ、やはりここがインドであることを実感。

高速に乗ると、さらに視界が悪くなってきました。
ヤムナー川にかかる橋を超えるくらいから、霧がかかってまわりが見えなく
なってきます。そんな時ドライバーがオーシットと言っていたので、何事か?と
思い外を見ると、事故車がひっくり返っていました(急だったので写真はナシ)。
そりゃこんな見通しが悪けりゃ事故も起きるよなあ・・・。
← ほとんど前が見えない!
ドライバーの話では、この辺は農地が広がっていて水が多く、また温かい空気と
冷たい空気が混じるから霧が出やすいのだとか。さらに一般道と比べて高速は
車が少ないからさらに視界が悪くなりやすいらしいです。
しかし、こんな状況でも時速80キロ以上でぶっ飛ばすドライバー。
慣れているからかは知りませんが、事故ったら今回の旅行どころか
人生までおしまいになりかねません・・・おおコワイ・・・。

8:30頃、パーキングエリアで朝食をいただきました。

ミックスパラタ(インドのパンの1つ)とマサラティーを注文、142ルピーでした。
パラタとはどんな料理かと思いましたが、トーストみたいなもの?カレー風味の
ソースと合い、普通においしかったです。

パーキングエリアを出るとすぐに渋滞にはまりました。
どうやら料金所の渋滞のようです。インドにはもちろんETCなんてありませんし。
左側の列が全然進まないと思っていたら、料金所で窓口のおじさんと何人かの
ドライバーがケンカしていました。やはりここはインドなのです!

高速道路を降りると、ほどなくしてアーグラの市街地に到着しました。

タージマハルの入り口近くには自動車が入れないので、少し離れたところに
車を止め、そこからリキシャで門まで移動します。リキシャの手配も専用車の
ドライバーがしてくれ、交渉の結果往復で100ルピーということになりました。
相場がわからないのでこれが高いかどうかは不明ですが、煩わしい交渉の
手間がいらないのは楽です。

門の前で下してもらい、チケット売り場へ。
インド人と外国人は売り場の列が違います。外国人のチケット売り場は
空いており、タージマハルの中で使える靴袋とミネラルウォーターがついて
きますが、750ルピーと高いです。インド人は20ルピーなので、その差は
歴然です。

とりあえずチケットを買い入ろうとすると、列に並ぶように言われます。
そうかチケット売り場は別でも入場はインド人と一緒なのね。
高いお金払っているのだから、ファストパスみたいに早く入れればいいのに!

うひゃあ、えげつない列の長さだ・・・。
さて。私が黙って列に並んでいると、自分の前にインド人が堂々と
「はいはいすみませんね~!」みたいに入ってくるのです。
はじめは、前に並んでいる人の家族なのかな?くらいに思っていたら
しばらくすると、別のドライバーらしき人も私の前に入ってきます。
このあたりでようやくアレ?と気づき始める、人の良い日本人の私。
3人目にカメラマンが列に入ってきた時点でやっと、
インド人が日本人相手に堂々と割り込んでいると気づきました。
後ろできちんと並んでいる人にも申し訳ないので、前の人にピッタリついて
ガードするのですが、それでも割り込もうとする人が後を絶ちません。
こうなりゃ日印戦争も辞さず!くらいの勢いで列をキープしようとしていると
前のカメラマン氏が突然
「おい!お前ら割り込もうとしてんじゃねえよ!
おめーら、ちゃんと並べよ!」
と、割り込もうとしている奴らを蹴散らしているじゃないですか!!
「あんただって先に割り込んでたじゃねーか!」
と突っ込みたかったのですが、おかげでこれ以上私の前に割り込む人は
いなくなり、その後はちゃんと列が進んだのでした。結果オーライ?
とりあえず、いればいるほどインドという国が嫌いになってきたのですが
せっかくここまで来たので、タージマハルを見ずに帰るのはもったいない!
結局30分くらい並んで、南門をくぐったのでした。
(つづく)