ゲレンデとは関係ないエリアを数時間ハイクアップして
行動するのが、バックカントリー(Back country)スキー、スノーボード
と呼ばれています。
それ対して近年一部業界ではゲレンデのリフト、ゴンドラを
利用してゲレンデ外に出て滑って又、ゲレンデに戻って来る様な
形態をサイドカントリー(Side country)スキー、スノーボード
と呼んでいるそうです。
定義が曖昧では在りますけれど・・・
近年少しずつ増えてきたロープを潜るのはいけませんが、
特定のゲートから出る場合のみコース外に滑走可能なゲレンデ
但し、自己責任・・・な パターンに対応させたザックです。
ザックメーカー各社からサイドカントリー用ザックとして
出ていますのでお好みのを・・・
サイズは6L~20L位でリフト乗車時に邪魔にならないサイズ
最低限のアバランチギア収納出来るサイズ(シャベル、ゾンデ棒)
5Lサイズは持っていたのですが、これは状況限定仕様で
ゾンデ棒は収納できますが、シャベルはブレードの小さい物で
ないと収納できず、シャベルのシャフトは外付けです。
残りに350mlの飲料と行動食、フェイスマスクや
コンパクトデジカメが入る程度でボードやスノーシューは
当然取り付けられません・・・て 欲張り過ぎ
・・・で 今回購入したのが、上記の要望をかなえたサイズの
ザックです。
オスプレー「KARVE 11」
6Lと16Lのモデルも在りますが、6Lは上記理由でパス
16Lはゲレンデで使う事を考えると大きくて
混んだクワッドリフトに満席で乗車時にはちょっと・・・です。
色も白、赤も在りますが、白は論外?汚れ目立ちますしザックを
雪の中に落としたら迷彩?
・・・て 実はゲレンデパウダー競争率の高い日には目立たない様に
白系のウェアとボードを持っていたりして
・・・おめェーは「私をスキーに連れてって」かJSDFてかぁ
ザック背中側から1室目、2室目、3室目に分かれていて
1室目にゾンデ棒とシャベルのストックを収納
ストックはORTOVOX全長46cmでぎりぎりザックに収納
シャベルのブレードは2室目に収納、比較的大きめのブレードも
収納出来ます。
バックの正面にボードやスノーシューを装着する事は可能ですが
オスプレー「KARVE 11」では他メーカーとは違い積極的には
装着を考えていません。
用途を考えて外観をスマートに見せる工夫かも?
ボード固定用のアタッチメント上側は ザック2室目内に収納されていて
必要時だけ取り付ける様になっています。
アタッチメント下側はザック下部に隠れているので引き出して
取り付ける様になっています。
判り難いですが、ショルダーベルト下側のザックとの
取り付け部で三角形部分は補強されているので
急ぎでボードをアタッチメントを使用せずに
ボードを横にして背中とザックに挟んで持った時に
ショルダーベルト取り付け部がエッジで切れない様に
してあります。
他には右ショルダーベルト内にはハイドレーション用の
管を通せる様にして凍結防止させてます。
ザック1室目内にもハイドレーションの給水パック用の
仕切り在ります。
写真は有りませんが、チェストバンドのバックルはホイッスルになります。
ファスナーにはリング付きで手袋を付けたままで
開閉し易い様になってます。
さて今シーズンは何回お世話になる事でしょうか・・・
#### 2014年3月3日 追加 ####
シャルマン火打ゲレンデ内ですが、こんな感じで?
ザック内には
・オリンパスのミラーレスカメラ(E-pm1 17mmF2.8)
・日焼け止め+リップクリーム+ポケットテッシュ
・チェ-ンロック
・GoPro+短縮一脚
・GoPro用スペアバッテリー+ヒートレンズゴーグル用スペアバッテリー
・チョコレート
・フェイスマスク
ザック外には
・短縮ストック(新雪が多い時)
ウエストベルトのバックルは薄い作りなので踏んで割らない様に注意して下さい。
・・・2回実験済み? 経験済みとは敢えて書かない。
#### 以上 ####