2021年4月4日 オリジナル記事
以下敬称略
YouTube で宇野功芳の指揮する音楽が様々出ています。
音楽評論家として非常に個性的な文章を書いている方です。
音楽評論家というのは自ら指揮して CD を出すということをあまりしないんです。
自分で指揮をするとハレーションが生じてしまいます。
料理評論家は自分で料理しません。
教育評論家は自分で授業しません。
自動車評論家は自分が乗っている自動車は明らかにしません。
上で挙げた YouTube は全くのド素人の好き勝手な演奏です
ど素人という言葉が悪ければアマチュアと言いましょう。
フルトヴェングラーは偉大な素人と言われました。
Herbert von Karajanは最高の贋作家と言われました。
スイスで Herbert von Karajan の実演を聞いたことがあるのですが CD の演奏と全く変わりがありませんでした。
関心はするけれども感動はしないと言った人がいます
さて音楽というのは一体何でしょうか。
元々バッハやモーツァルトの時代にはプロの管弦楽とか指揮者というのはいませんでした。
コンサートホールもありませんから室内楽は文字通り貴族の部屋や教会の中で楽器が上手い一般の人間が集まって演奏していたわけです。
音楽の演奏は全てアマチュアのライブ演奏だったわけです。
現在のようなプロのオーケストラが 最新の技術を駆使してCD を録音して作るような時代ではなかったわけです。
一流のオーケストラとは何でありましょうか。
アマチュアオーケストラよりは優れた演奏ができるんでしょうか
プロの合唱団はウィーン少年合唱団よりも優れているのでしょうか。
私は近所の小学校の学芸会から聞こえてくる演奏に感動することもあります。
今までで最も感動したヴェルディはエジプトのカイロで聞きました。
カイロのレストランでピラミッドの見えるところです。
レストランの前でお客さんのサービスとしてアイーダ行進曲をトランペットで演奏していました。
レストランの従業員がやってるだけのことですがとっても感動しましたね。
宇野功芳の様々な演奏を見ておりますと本当に楽しそうなんです。
傍から見てるとアマチュアの好き勝手そうに見えますが楽しければそれでいいじゃないですか。
音楽って何でしょうか。
専門の音楽家や学者が聞いて判断することでしょうか。
畢竟音楽というのは楽しみなのか、
それとも専門の音楽学者が唸りながら評価をするものでしょうか。
音楽というのは学問なのでしょうか。
