2021年3月14日



ブルックナーは音楽ではないということを書きました。

 



朝比奈隆のブルックナーが YouTube に載っています。


 



 

 


この一連のブルックナー演奏は著作権を持ってる方がより完全な形で出したいとのことで一時手に入らなかったんです。

Wikipedia より

その後幻の LP となりまして CD で手に入れました。

完全な形とは一体何でありましょうか?

ブルックナーは何を目指していたのでしょうか?

何も目指していない。ブルックナーは最初からブルックナーだったと私の回答です。

朝比奈隆はブルックナーというのは何もすることがないと言いました。

楽譜に書いてあるだけのことだとのことでした。

晩年の朝比奈隆のブルックナー演奏と違って特に初期のシンフォニーには音楽とは何かということを考えさせられます。

カラヤンのような美麗なものはありません。

堂々たる伽藍様式もありません。

何も足さない何も引かない。

ただただ音が鳴っているだけのことです。

ちょうど神社とかお寺の鐘の音に似ています。

子供がそこら中の物を叩いてる音がそのままだんだん進歩してシンフォニーになっているようです。

ブルックナーには様々な解釈がありますけれども0番とか-1番というのは朝比奈隆の演奏で聞くとますます単に音が鳴っているだけと考えられます。それを一切の化粧せずにあるがままに指揮をしていると感じま
す。

あるがままに音が鳴っているのです。何の計らいもないのです。

-1番というのは0番の前に習作を作っているからマニアの間でそう呼ばれます。