ある私立の中学受験を前提とした小学校に招聘された時の話です。

私立学校では無能な先生に習わない権利があります。

特に鳴り物入りで招聘された私の算数力をチェックしようという小学生が待ち構えているわけです。

最初の授業で、ある小学校5年生が問題が解けましたー。と言ってプリントを持ってきました。

途中式にパップスギュルダンの定理とセンターラインの公式を使ってあります。

岡山県内には難関中学に対応する中学受験塾がありませんから関西まで通う人が多いようです。なぜかというと単に需要と供給の関係です。 灘中学合格が多い所に難関中学受験専門講師は勤務するのが当たり前です。



関西の中学受験専門塾で上っ面だけを習ってきた公式を私に見せに来たのです。

教師の能力を試すとは実に素晴らしいことです。塾、予備校、私立学校では常識です。

これは収束しない場合があります。といって反例を示して色々教えました。

この小学生がその小学校以来初めて灘中学に合格しています。


この年度は岡山県内から灘中学に3人合格していますが全て私の教えた生徒です。

これは岡山県における灘中学合格の最高記録だと思います。

その前に灘中学に岡山県から合格した生徒は7年前です。私の教えた生徒であることは言うまでもありません。

私がUBQを作ったため中学受験を 教えていない7年間の空白に一致します。

岡山県 
灘中学校学7年の空白です。

さて元の話に戻ります。

センターラインの公式というのは自分で小学生が証明できませんし収束しないでがありますから使わないようにと言っています。 

そしてその話をブログで書きました。

最近になって分かったのですがウキペディアの中学受験に 
このブログがその根拠となる文献として示されているんです。 脚注14番でございます。