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慶應義塾大学と東京歯科大学が合併するというニュースが先ほど流れました。
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慶應義塾大学と東京歯科大学が合併するというニュースが先ほど流れました。
念のため裏を取ってみました。
一番確かなのは慶應義塾大学のホームページとそのプレスリリースです。
色々な報道を見ましたけれども要するにホームページを丸写ししてるだけです。
(これはネット時代の前からよくある話です。
30年ぐらい前のことですがソニーが CD プレーヤーを発表したときにいろいろな雑誌や報道の内容を見ていました。
その時に知り合いがソニーに勤めていたのでプレスリリースつまり報道関係者向けの発表を見たら丸写ししてるだけです。)
それを受けてかなり間違ったコメントだらけです。
慶応がお金にものを言わせて買収したのではなくて東京歯科大学から持ち込んだ話です。拡大路線でも何でもありません既に上記ハイパーリンクの過去のブログで指摘したように在籍者の人数が違いすぎます。
慶応は学部と大学院でおよそ33000人の学生がいます。
東京歯科大は学部大学院短大を合わせて1100人ぐらいです。
従って研究の上では大きな効果があると思います。
また既存の学部と全くバッティングしません。
歯科医院はコンビニより多いとか書かれていますが目指すは再生医療や口腔外科との融合に決まっています。
それに遅すぎたと言ってもいいぐらい慶応大学と東京歯科大学には縁があります。
有識者の意見です。石渡先生の方は大変興味深く読んだことがあります。
共立薬科大の漢字が間違っています。
目くじらを立てるのも何かと思いますが何時間経っても訂正されていないです。
それに一番上のハイパーリンクで過去に述べたように看護医療学部は新設ではありません。スケールメリットではなくてシナジー効果と言うべきです。赤字になっても云々と言いますがもともと東京歯科大は健全経営です。
もっとひどいのは無責任Twitter です。
こんな Twitter をいいねとかリツイートしてる人が信じられません。
日経新聞を批判してるようですが、 東京医科大学と東京歯科大学の区別すらできていません。
色々な報道がなされるとは思いますが経緯については慶応大のホームページが一番詳しいです。
スマホが1台あれば新聞は要りません。
下はスクショです。
この記事を最初に書いてから色々な報道を見ていますが釈然としません。歯科クリニックはコンビニより多いといいますが定員数を考えれば歯科医の方が圧倒的に数が少ないんですね。
総合病院で歯科医療センターというのはありませんから開業されている個人クリニックが多いから目立つだけのことでございます。
第一に慶應義塾が巨大化方針を取っているわけではありません。
すでに指摘したように人数は全く違います。
第2に看護医療学部が新設学部ではないということも指摘しています。
第三に慶應義塾がお金にものを言わせてどうしても手に入れなかった東京歯科大学の附属病院を手に入れたというのも間違っています。
もともと医学部系はお金がかかるんですよね。
慶應義塾大学は学費が安くてお金がないんですよ。 法政大学のボアソナードタワーや明治大学のリバティタワーのような巨大ビルを建設してませんよね。
おかげで三田キャンパスは狭くてしょうがありません。
慶應義塾大学がお金がない理由はもともと福沢諭吉の個人塾だからです。
三田キャンパスは福沢諭吉の自宅でここで亡くなったという記念碑も立ってるんです。
元々財閥が作った大学でも宗教団体が作った大学でも国家機関が作った大学でもありません。
戦争で大変な被害を受けたんですね。
日吉キャンパスから戦艦大和の突撃指令も出ています。 戦後 GHQ に接収されました。
病院が欲しくて東京歯科大学を買収したのではないということをはっきり示します。
私が入学した時には医学部の付属病院は今の信濃町の慶応病院とは別にあったんですが廃止になっています。




