マーラーとは不思議な作曲家です。 聞いててもちっとも楽しくありません。むしろ陰鬱になるだけです。

死の受容と諦感。徹底的な死の恐怖の中に時折現れる生の悦び。相反する感情の昇化カタルシス。

全体的に暗い音楽なのですがその中で爆発的な生命の賛歌が出てくるところが最大の魅力でしょう。

さらにマーラーというのは指揮者を選びます。

もっと言えば聞くものを選びます。

ベルティーニのような万能型ではない指揮者ではない方が名演奏が残っています。

一方でチェリビダッケはマーラーのシンフォニーを指揮していないようです。

クナッパーツブッシュは歌曲を除けば指揮をしていないと思われます。

レナードバーンスタインのマーラーはどうも受け付けません。 レナードバーンスタインが渋谷でnhkホールでコンサートを開いていた時に、 パレスチナ難民を虐殺に抗議するという街宣活動がありました。

レナードバーンスタインは作曲もしています。
 その中でイスラエルを讃える歌詞があります。
 NHK で放送された時にはさすがにここで言うイスラエルというのは国家ではなくて神のことであるというテロップが流されたぐらいですから強烈なユダヤ教徒であると考えられます。


レナードバーンスタインのマーラーには喜びの方が勝っているわけです。 ここのところが私にはついていきません。

 徹底的にマーラーの暗さを抉り出した指揮者はオットークレンペラーだと思います。

オットークレンペラーのマーラー演奏は偏っているわけです。

8番の交響曲とか5番の交響曲が見つかりません。


最近 YouTube で見たクラウディオア
バートの演奏は最高傑作と言ってもいいと思います。