なんでも実際に体験してみないと賛成するには反対するにも意見が言えないというのが私の方針です。新聞を批判をするからこそ読んでるわけです。

tiktok ライブというのがあります。

さらに今スマホ依存ということはも言われています。

その中でライブ中継というのは実際に今例えば、ちょっと夜に話し相手が欲しいという場合にスマホ一台で全世界と繋がるわけです。



実際にやってみると確かにこれは中毒性があります。

世界中とスマホ1台でコメントのやり取りが24時間できるわけです。



例えば女子高校生がパジャマで寝っ転がりながら自分の部屋でスマホ1台でいろんな話ができるわけです。

ライブというのは深夜に2時間3時間、
夜通しすることもできます。

最初は5ちゃんねるのようなもんだと思っていました。誹謗中傷が飛び交う世界かなと思いました.

ところが逆でした。

 むしろみんな親切で盛り上がるのです。




夜中に二十歳ぐらいのなんでも大学を中退して昼夜逆転生活をしているという女性がライブをしていました。

最初は、こんにちはと寒いから気をつけてねぐらいのコメントを送ってみました。

 双方向性というのがポイントですから、 ありがとうとか返事が返ってくるわけです。

そのうちだんだんはまってしまいますね。

 温泉が好きだと言うから。 草津温泉なんかいいよ。とコメントすると周りの方が僕は別府だから別府温泉がいいよとか。

北海道にいます。北海道の温泉もいいですよとか盛り上がります。

そのうち世界全国から見られますから英語のコメントも出てきます。

発信してる人がその英語がわからなくて困っているから、 それはこういう意味だよ。
 とか、それはアラビア語ですよとコメントしました。

 中国語のコメントにはそれは繁体中国語だから中華人民共和国ではないでしょう。

 よく分からなければ漢字を書いて見せればある程度のコミュニケーションは取れますよ。

とかコメント致しました。

そうすると発信者がすごい教養のある人ですね。周りの人から激賞されるわけです。

今のコメント長山さん訳してくださいと言われるとこっちも嬉しくなります。

もちろん二十歳そこそこのグループの中では私の方が経験値が高いことは言うまでもありません。

みんなネガティブなコメントだしちゃだめだよとか結構優しいんですね。

ですから最大の問題はみんなが優しくて親身になって相談に答えることが危険なのです。

何事も実際に体験してみないと分かりませんね。


おそらく学校の先生は夜通し tiktok をやったことがないでしょう。



若者が SNS でつながること自体は悪いことではありません。

 SNS で繋がって呼び出されて実際に会ってひどい目にあうという事案が何件も発生しています。

最初は見知らぬ人間と SNS で繋がったからといって実際に会うほうも問題があるのではないかと思っていました。

実際にやってみて見方が一変しました。

深夜に何時間も繋がると異常な連帯感と親近感が湧いてくるわけです。

学校の先生や教育委員会の方、教育学者の方で夜通し tiktok をやったことのある人はまずいないと思います。

建設的提言です。 教師の研修で一週間ぐらい夜通し tiktok のライブ中継とか Twitter をさせて現場を知るべきです。