今でも驚くことにフェイクニュースを拡散している困った人がいます。


この話を初めて聞いたのはもう数十年に前になりますが山陽新聞の投書です。

この流言飛語についてはいくつかのパターンがありますが山陽新聞の投書によれば次のように書かれています。

ディズニーランドで女の子が行方不明になった。

そこでディズニーランドは一箇所の入り口を残してディズニーランドを封鎖した。

そして出口で一人ずつ確認した。

そうすると一人の男の子が発見されたけれども見てると頭を丸められたその女の子であった。

 海外に売り飛ばすのが目的であった。

このような投書が載っておりました。

まさに情報弱者とはこのことですね。

まず、女の子をさらって海外に売り飛ばす誘拐組織があったとしてもわざわざディズニーランドに入場料を払って目立つ場所で誘拐するわけがありません。

ディズニーランドというのは最も目につくとこですね。

第二に東京ディズニーランドは数万人規模のお客さんが入るわけです。

それを封鎖して出口を一個にして一人一人チェックするならば自衛隊を出動させても不可能です。単純に計算すればどれくらいの時間がかかるかわかりますよね。 

 



さらに子供が誘拐されたようなのでディズニーランドを封鎖して出口を一箇所にしますとアナウンスをしたならば犯人はディズニーランドの柵とかを乗り越えて逃げるに決まっています。

私はびっくりして山陽新聞に問い合わせました。

この投書は事実なんですかと聞いたら。

この投稿者の会社の同僚が体験した話だと言われました。

こんな事件があれば警察が黙っておくわけがないじゃないですかと意見を申し上げたところ、

警察はすべての事件を発表するわけではありません。

従って警察の発表があれば事件があったことは分かりますが警察の発表がないからといって事件が無かったことにはなりませんと逆ギレされました。

数万人の入場者が仮に入るとすれば警察がどんなに内偵しようがしようが抑えることは不可能です。

 
山陽新聞は地元では強いんです。逆に言えば地元しか強くなくて全国的には弱いんですよ。
岡山県議会で山陽新聞が岡山県の広報誌を余分に取って捨てていることは追求されていますが、 山陽新聞はどんなに犯罪犯しても県議会議員レベルでは追求できません。ソースはこちらをご参考ください。
 
しかし私は喧嘩の仕方を心得ております。
 
東京ディズニーランドに連絡を取り山陽新聞の該当部分をを FAX を送りました。
東京ディズニーランドの広報からはっきりこれはデマであるという回答を得てます。
 
それからしばらくして山陽新聞に訂正記事が載りました。
 
当社の調べで投稿は事実でなかったので削除します。
 
いや山陽新聞が調べたんじゃなくてディズニーランドから抗議を受けたわけです。
 
山陽新聞の中にも心ある社員がいて情報を提供してくれる方がいますので聞いてみると久々に社内で懲罰会議が行われたとのことです。
 
今だから言いますけれどね山陽新聞に訂正記事を出せたのは私ですよ。
 
情報弱者のデマを拡散するのは昔、新
聞。今インターネットですね。いいえ訂正します今も新聞かな。。。
 
この話を思い出したのは次のようなネットを見たからです。
 
 
 
これはまだ都市伝説と書いてるからいいんですけれど山陽新聞は都市伝説とも書いてなく報道しています。
 
都市伝説にも様々なものがあります。
例えば東京タワーで初めてデートをしたカップルは必ず別れるというのはちょっとした冗談で済ませられます。
 
最も悪質かつ重要な点は海外に売り飛ばすという点です。ヘイトです。
 
つまり犯人は日本人ではない。外国人が関与してるということを示唆してるわけです。その《示唆してる》ということが社会学的にデマの拡散では重要なことなのです。
 
 
つまり日本人は悪くないよね。 悪いのは外国人だよね.ー。だからこういうがデマ拡散されるのです。
 
今でもネットの無責任なコメントを見ていると何か事件が起きると何の証拠もないのに犯人は日本人ではない。まるまる人に違いないとか書いてる人がいますよね。
 
犯罪者ならともかく、さらに言えば自分と意見の違う有名人をあいつは日本人じゃないまるまる人だと決めつけてある場合もあります
 
完全な差別です。私がこのことにこだわるのは日本人の閉鎖性による差別だからです。
 
関東大震災の時にまるまる人が井戸に毒を入れたというデマが流れたのと同じ構造です。
 
(関東大震災の時のまるまる人虐殺事件については補足説明いたします。 6000人という数字はありえません。 理由は当時のまるまる人の人口比を考えれば明らかです。
 
隅田川の兵器工廠での死体の写真は完全なでたらめです。 理由は同じ写真が別のところで一般市民が焼死したとして取り上げられてるからです。
 
しかしまるまる人が井戸に毒を入れたというデマが広がったことは事実です。
 
ただ当時は戒厳令が公布されていたので情報が不足してるとしか言いようがありません)
 
 
 
そして本当の差別をあからさまに言ってる場合にはデマは拡散されません。
 
なんとなくよく考えてみると犯人は外国人じゃないかっていうほうが拡散されやすいのです。
 
社会学の教科書にも載っている話です。
 
フェイクニュースが拡散される条件はいくつかあります。
 
まず誰もが知っている身近な場所であること。
 
上手に嘘をつくためには少し本当を交えること。
 
100%ありえないような流言飛語は伝わりません。
 
例えば一か月後に UFO が地球に飛んできて人類に全面降伏を要求する。 宇宙人と戦争するか宇宙人の言いなりになるかしかない。
 
という流言飛語は拡散されません。
 
嘘をつく場合には微妙なバランスで身近な嘘をつくわけです。
 
さらに社会学的に言えばネガティブなデマよりは少し褒め称える感動的なデマの方が拡散されやすいわけです。
 
上記の SNS を見るとコメントはディズニーランドが機転を利かせて子供を誘拐することを防いだということですからやっぱりディズニーランドは素晴らしい。
 
という褒めるコメントが殺到していました。
 
これもありえないことで子供がディズニーランドで誘拐されたらディズニーランドの職員はすぐに警察に通報して警察が動くに決まっています。
 
 ディズニーランドにという一企業の従業員に捜査権があるはずがありませんから。
 
捜査権というのはねざっくり言えばディズニーランドというのは私企業ですから、その従業員が お客さんに対してメガネを取れとか顔を見せろとか身分証明書を出せとか言えないし仮に行ってもお客さんは従う義務がありません。
 
 
これも例えば一週間後に東京でテロリストが出て何万人も殺害するというデマは広がらないわけです。
 
 
 
これはスマイリーキクチさんが女子高校生コンクリート殺人事件でデマを広げられて警察が調べたところでもを広げた人はむしろ社会的地位が高かったとも言われています。
世の中に善意ほど人をきずつけるものはありません。
 
この件は SNS での中傷やデマとしてメディアリテラシーを鍛えるために教科書に取り上げられている内容です。
 
 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%83%81%E4%B8%AD%E5%82%B7%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 


https://ms.wikipedia.org/wiki/Pembunuhan_Junko_Furota

 

 2021年3月15日追加

情報弱者というのは自分では判断できない人のことです。
判断できないからネットで検索するだけの人です。

ディズニーランド誘拐未遂事件が事実かどうかはネットで調べることじゃないんです。

ディズニーランドを経営するオリエンタルランドの広報に直接電話すれば良い話です。

でも拡散する人は常に同じような人なんです。

元々上記の話はネット以前から聞いております。

それが時代とともに北朝鮮の拉致に代わっています。

北朝鮮は条件拉致をしていますのでディズニーランドは条件に合いません。
 



最近では臓器売買にかわってきてますね。

臓器移植が成立する前からこのデマは広がっています。

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私の方が嘘をついてると思いの方は直接ご連絡ください。