それは情報量が多すぎるからです。
昔のように生活が簡素な時代は終わりました。

ですから私も含めて情報弱者が増えるわけです。

学習塾とかスキューバダイビングのことについては私は詳しい自信があります。

一方で私は麻雀やゴルフを一度もしたことがありません。詳しい方から見たらこんなことも知らないのかと思われるでしょう。

車のことも全く知りません。

自分でオイル交換をしたことはありません。
車に詳しい方からはこいつバカじゃないか!
自分でやれば随分安くなるのにと思われていらっしゃると思います。

とにかく情報が多すぎるのです。
例えば YouTube にあげられる動画は単位時間あたりを超えています。

ということは YouTube を全て見たということはありえないわけです。

例えばテレビ一つをとってみましょう。最近のテレビはネットにはつながる音楽は取り入れられるし、よくわからない機能がいっぱいあります。

昔のテレビは電源スイッチとチャンネルと音声調整しかありませんし、リモコンもありませんでした。

ですからあの分厚いテレビの説明書を全て読んで使っている人がどのくらいいるのでしょうか。

もう一度申し上げます。

情報弱者が増えている訳じゃなくて、情報量が多すぎるのです。

メディアリテラシーというのも簡単なことではありませんね。