以下、田野校長は校長と記させていただきます。

 

大きく校長在職時代に進学実績を飛躍的に伸ばし公立王国と言われる岡山において私学ナンバーワンの学校に育てたということは事実です。

 

一方でワンマンであるとか強引であるという批判もあると聞いております。

 

それは全く違います。

 

ubq数理フォーラムに来られた時に一対一で1時間ほど話す機会がございました。

 

慈愛に満ちた真の教育者と言うべきです。

 

いくつか例を挙げさせていただきます。

 

他の県立高校や私立の高校で実績のある先生を採用する時です。

 

誠に失礼なことですが。。。と前置きした後に次のような話を聞きました。

 

どんなに実績のある先生でもペーパーテストを受けて模擬授業をやってもらうとのことです。

 

私も三つの学校法人で教えたことがありますけれども一度も試験を受けたことはありません。

 

言うのは簡単ですが、実行するのはよほど生徒のことを考えてなければ出来ません。

 

特にこの場で指摘しておきたいことがございます。

 

生徒が授業中に寝ていたら校長先生が教室に入って教師を注意するのです。

 

生徒を注意するのではなくて教師をなぜ生徒を叱らないのだ。

とみんなの前で注意をするわけです。

 

この凄さがわかる保護者がどのくらいいるでしょうか。

 

これは管理職として教師をどんなことがあっても守るという立場なのです

 

これがわからない人は組織運営の管理に向いていないと思います。校長は人事権を持っていますから校長の業務命令の元に生徒を叱ったことになります。

 

私の経験です。ある学校の授業中で生徒が寝ているのです。もちろん注意いたしました。

 

そうするとその女生徒が担任の若い男性教諭に泣きながら本当は寝てないと訴えたのです。

 

担任の教師がやってきて私は取り調べまで受けました。

 

学校って怖いところだと思いました。

 

その若い先生は新卒の先生ですから、数ヶ月前は学生さんだったわけです。 

 

そんな何の社会人経験もないのに、女生徒に囲まれて先生、先生と急に言われたらおかしくもなります。

 

もうやめて公立に変わられたそうです。

 

自分を金八先生かなんかのように思ってるんでしょうね。

 

女生徒が泣きながら私に訴えてきたことを嘘だというのですかとの由。

 

 

女生徒が泣きながら嘘を言ってる、担任をなめ切っている、ということに気が付いてないのですね。

 

こちらも注意するのをやめました。

 

そのあとも、明らかにいびきをかいて寝てるのです。

 

しかし放置しておくことは私の教育理念に反することです。

 

口頭で注意しなければいいわけですね。

 

黙って静かに睨むことにしました。

 

そうすると周りの生徒がびびって起こすのです。

 

おまけにこんなことがまかり通るようでは他の教諭も学習しています。

 

誰もアホらしくて注意しなくなりました。

 

こうして学校が崩壊していくのですね。

 

あくまでも一般論です。特に若い男性教師にありがちなことですが、明らかに、いけないことを注意したならば女生徒が泣き出してごまかそうとするのですね。

 

そして狼狽して先生はうやむやにしてその場を逃げるのです。

 

これは大変まずいことですね。教師がこれをしてしまえば女生徒は泣けば許してくれるということを学習してしまいます。

 

さて最後に校長の話をもう一つ紹介いたします。

 

方針に合わないからと言って辞める生徒がどこの学校でも何人かはいるわけです。特に校則を破った場合には厳しい対応があるのは当たり前のことです。

 

でも辞める保護者は文句も言いたくなるわけです。

 

そこで校長は謝ることを絶対しないそうです。逆にあなたは何て保護者なんだ。

 

自分の大切な子供を預けるのにどうして事前に学校の厳しさ/校則を調べなかったのだと言って保護者を叱責とのこと。

 

これも保護者からの余計なクレームを一切校長が(訴えられようが、教育委員会にねじ込まれようが)責任は校長。及び学校側にある。(注;校長は学校法人三木学園の理事です)

 

元々学校要覧にちゃんと何年も前から、入学する前から書いてあることなんですよ。

 

 

 

 

 

 2019年4月14日更新、現在はどうなんですかいうコメントを頂いた。これは昔の思い出ですからかけるわけです。現在も校長をされてたら今ある学校についてのことはブログでは書けません。