岡山では中学受験はほとんど成立していないという失礼なことを申し上げました。

 
しかしながらこれは東京で中学受験を指導していた時に恐ろしい経験がありました。
 
ある首都圏の名門女子中学校の入試の時のことです。
 
その中学校では2日間に分けて入試を行っていました。
 
ところが願書の受付順に面接試験の順番が決まるということが事前にわかりました。
 
ということは願書を早めに出せば2日目に別の名門中学が受けられるということが保護者に分かったわけです。
 
一生に一度の機会ですから早めに並べば他の名門中学が受けられるということが分かれば当然一週間前から行列ができました。
 
近隣の住民は大迷惑であります。
 
中にはアルバイトを雇って行列に並ばせた保護者もいると聞いております。
 
そうなればどちらが先に並んでいたのかということでトラブルが起こって深夜にパトカーや警察官まで出動の事態になりました。
 
もう一つは御三家ダブル合格受験です。
 
首都圏においては統一入試日というのが決まっておりますから本来御三家と言われる学校は同時には受けられないはずなのです。
 
ところがダブル合格をした受験生がいました。
 
といいますのは当日大雪が降りました。
 
そのため地下鉄で通える中学校はそのままで入試をしました。
 
一方で学校の方針ですけれどもある学校では大雪のため入試を別の日に延期しました。
 
本当にびっくりしたのはこういうケースを想定して全ての学校に願書を出していた保護者がいたのですね。
 
何十年に一度あるかないかということを想定して全ての学校に出願していた保護者がいたのです。
 
TAP のことです。開成を対象としたクラスを教えておりました。
 
そうすると開成に絶対行きたいという保護者とダメなら早慶でも良いという保護者の間で保護者会で授業の在り方を巡って怒鳴りあいの喧嘩が起こるのですね。
 
こういう経験をしてきました。
 
したがって岡山では公立王国であり私立の中学校を落ちたからといってそう心配はないと思っておるわけです。
 
どの学習塾でもそうですが地域地域に根ざした指導が必要です。
 
大変失礼ながら私の経験から見て岡山では中学受験というのは成立していないと申し上げております。