人は得はなく損で動く、それも他人と比べての損です。
例えばある牛丼のお店で、メニューに書かれている規定どおりのお値段で食事をしたとします。そのさらに隣のお客様がクーポン券を出して同じ料理を安く食べてたら損な気がします。
あるスポーツクラブが土日を値下げしました。そうすると平日プランのお客様のクレームが殺到したと聞いています。
とある有名な岡山名物のドミグラスソースカツ丼のお店の話です。この店は生卵をつけてくれるのです。
その際にお店の方が生卵は大丈夫ですかと全員に聞いています。
生卵は要りませんと言ってもその分安くなるわけではありません。
私だったらこうします。
おすすめの食べ方:ご希望の方には生卵無料サービスと張り紙をしておりばいいのではないでしょうか。
神戸に行く便がありました。老舗のビフカツのお店があると聞いて、よった時の話です。
ビフカツ定食とあってライスとセットです。
そうお腹もすいてませんでしたし、ビフカツを食べてビールを頂きたかったのでライスはいらないと申しました。残すのも悪いですからね。
そうするとライスはスープに変更できますと言われました。
どのようなビジネスモデルかと考えました。..<ライス変更、スープコース>と大きな声で注文を確認され、さらにレジでも<スープ変更プラン!>と何度も大きな声で言われたわけです。
なんと素晴らしいことでしょうか!
ご飯が要らないからその分値段をまけろというクレームや<損したという感覚>を防ぐためなのでしょうね。
学習塾も同じことが言えます。
例えば1対1と1対2の個別指導では保護者は後者の方が半額になると思っています。そうしないと損をしたと思うからです。
しかしながら教える側から見れば1対2の方は2倍手間がかかるわけです。
ですから、2人で受けてるからといって1人当たり半額にはなりませんよといってもあまり保護者には納得されない方がおられるようです。
私の経営する学習塾では祝日は休みです。
これは入学前に契約書にも特に、二重線を引いて書いてありますし、 何度も何度も口頭で説明をしております。さらに工夫があります。 見ている見ていないという水掛け論を防ぐために、 入会願書の裏側に契約書を印刷しています。
裏面の契約書を納得の上入会願書を提出します。 と書いていますから入会願書に署名した段階で契約書を納得しているというはっきりとした署名を頂いております。
こちらも学習塾経営のプロですから<タクシーのメーターのように時間単位で1時間いくらというのは私に対する侮辱だ>とか、 <子供が病院で手術を受けて2時間かかると聞いてたのに1時間で終わったんだから半額にしろと>いうようなもんだとまで申し上げています。
月に3回の時もあれば5回の時もあります.。
5回ある時はお金を多めに支払いますと言う人は一人もいません。
3回あるときはそのぶんお金を返せと言ってくる保護者がいます。
先ほどの神戸のビフカツのお店に行って<そうかその手があったのか!>と思いました。
3回しかない時にはおにぎりでも配れば納得したのかな。
