スキューバダイビングではタンクの空気は絶対に空っぽになる事はありません

これから話す内容はあくまでも安心のために書いている記事であって、絶対に真似をしないようにしてください。

ダイビングでは理論が最も大切なものであると繰り返し述べています。

そしてダイビングで浅い所の方が危険なのであるととの旨を申し上げています。

したがってあくまでも私が水深30メートルでタンクの空気が0になった場合の対処法を述べてみたいと思います。

水深30メートル⇒ 4気圧です。これは絶対圧力です。

というを考えれば、一見タンクの中の空気がすべてなくなったように思えても、12リットルタンクならば12 × 4 = 48リットルの空気がタンクの中に入っています。もしこの状態で水深20メートルまで浮上したと仮定します。ということは、3気圧になります。12 × 3 = 36リットルの空気がタンクの中に入ってることになります。

したがって48 − 36 = 12リットルの空気が残っているわけです。このように考えれば、少しずつ浮上すればエアは出てくるから呼吸をすることは可能です。


つまり海中でエアがなくなってしまうと言う事はその時点の圧力でなくなっているように見えるだけのことです。

こうして浮上することを「浮上によって解放される圧力差を利用して浮上する」といいます。

絶対に真似をしないようにお願いいたします。