2018年2月6日

アイヒマン実験とかハンナ アーレントにも関係する有名な本である。

大谷大学大学院に社会人入学をして在学中の話である。昔の思い出で。もう担当の教授も10年以上前に定年退職しているのでここで述べる。その教授は神戸大学の名誉教授で当時入試問題の作成を担当していたそうです。

神戸大学の入試にこの服従の心理から文章を出して入試問題を作ったそうです。その時に内部で事前に入試問題をチェックするために委員会で会議を開いたそうです。

そうすると哲学の教授から、問題については構わないが、文章中に取り上げられている哲学者の名前が全く別の哲学者と間違えられているとの指摘がありました。

日本語訳が間違っているのではありませんもともとの原文が間違っていたのです。


現在では訂正されているようですが初版をお持ちの方はクイズとして探していただきたい。


これほどまでに有名なベストセラーで学術書が長年、訂正されていなかった、珍しい例です。

それこそ皮肉なことに人間は権威に従う。権威のある人物の意見には批判できなくなってしまう。逆説的に、誠に皮肉極まりないことだと思います。